水戸駅前のヤマダ電機(LABI)が撤退そして水戸駅前は都市部じゃない

さようならヤマダ電器水戸

水戸駅前のヤマダ電機(LABI)が撤退。びっくり。

【茨城新聞】水戸駅南口ヤマダ閉店 今月末 中心街空洞化加速も
これがドーナツ化現象。水戸駅周辺は西武系のお店がビルごと無くなって風通しが良くなってきました。ふたつ隣の内原駅に大型のイオンができて、みなさんそちらに買物にいくみたいです。あんな遠い場所まで私は行きません。

明るい話題は北口の、むかしマルイの控え室みたいなビルがなぜか河合塾になったことくらい。あとはだんだんとテナントが開いてます。スターバックスが水城高校の坂の上に移転したり、「てんや」が無くなったりしてます。三の丸交差点はローソンがあったはずなのですが、駅前は商売にならないのか、なにもかも逃げていきます。

ヤマダ電機としては経営資本を「都市部に集中」したいそうですが、するってぇと、なにかね、水戸駅前は都市部じゃないのかね。

水戸の人は加藤電気がまだ天狗納豆の裏手にあったころからケーズ電気派なので、ヤマダなどという知らない企業体が来ようが逃げようが意に介さないでしょう。だいたい、ヤマダに買物に行くと関西の言葉で接客されるのが苦手。マンツーマンとかツーマンセルディフェンスで店員が来るので逃げるとあしらうのに必死で、買物をしようって感じではなかったですね。地元の雇用ったって、ケーズは地元採用が大半ですけど、ヤマダの中の人は全国規模でグルグルまわしていますので、水戸の人の地元愛にもふれやしません。

駅前のテナントがガラアキになるのは困ります。現在3階から7階までを占有しています。大きさでいうと、フロア面積はたぶん新橋駅前店と同じくらいだとおもいます。階数が半分なので規模も半分くらいでしょうか。

最初から無理

そもそも論として、水戸の人間がわざわざ課金される駐車場に車は止めません。水戸駅のマルイに車を駐めるために並ぶのは、水戸の人というよりは、たぶん常陸大宮とかちょっと遠くから来る人ではないでしょうか。並んでいる車や乗っている人をみるとそのように思います。いや、私の偏見なのですけど。

宗主替え

私はカメラと、パソコンのケーブルの類にしか用がありませんのでもっぱらビックカメラに行くようになりました。以前、ケーズ水戸本店に本屋があるときは本屋があるからという理由でちょっと遠いけれどケーズ水戸本店まで行きましたけれど本屋がなくなると行かないですね。むかしといっても、2010年前後は月に一度は用もないのに出かけていました。いまはほんともう、自転車でビックカメラか、もっぱらネット通販に切り替わっています。

いつまでも同じお店が流行続けるわけもなく、良い方向に向う新陳代謝だとおもうことにします。

こんにちは新しいテナント

結構なひろさのテナントがあくので、新しい企業がどこになるのか想像してみましょう。

本屋は飽和してます。学生の数も早々増えませんし、茨城大学も常磐大学も妙に遠い場所にあるので書店はだめですね。彼らはそんなに本を読んでいそうにない。ファッションは北口にマルイ、駅ビルのエクセル。地元のお金持ちはクルマ移動が基本ですので京成あたりで買物をすませるのでしょう。

あの場所である必然のある企業が思いつきません。ロボットレストラン?テナント料が高そうなので、ラウンドワンみたいなお店は難しいでしょう。娯楽施設も限界がありますので、ありえるとしてカラオケボックスくらいでしょうか。客単価が高くて、駅前で有利になるもの。はてさてなにがくるのやら。東急ハンズってもねぇ。質の良い店員が集るかどうか。首都圏チェーン店の中の人にいわせると水戸は島流しですから。

契約期間がのこっているってことは、いつものパターンでいうと、苦肉の策でブックオフが入る予感。