運動ってなんだ
東大全共闘を教員の立場で見てるはずの先生に、学生運動って一体あれはなんだったのでしょうと伺ったことがあります。私の入った学校が幸いにも活動家が見えるところには居なくてニュートラルな場所でした。
入口に赤文字のアジ看板を掲げた明治大や、法政大であれば中に居ますから聞くこともなく、アレだと分かるでしょう。
知らないことは調べて観よう
まったくウブな私はよく分からないけどなんだろうという疑問を抱えたまま資料を当たることにしました。学校の資料庫に入って新聞の縮小版をずっとみてました。気が付くと連続ピストル強盗犯と大久保清の事件を追いかけて当初の目的を見失います。
たぶんお祭り
結局分かったことは、全共闘がデモであること。デモはお祭り騒ぎです。お祭りですからお祭りの好きな人と嫌いな人がいて大学進学率が2割の時代に学生運動に参加できる大学生が絶対数としてまず2割しかいません。大学生の何割が参加するか分かりませんが総人口の数パーセント。進学率が2割なら40人クラスの8人が大学生で、それ以外は活動といっても仕事をしてますから労働運動に加わったとしてもその他大勢はふつうの生活をしています。
これが学生運動だ
シールズのおかげで、ようやく戦後最大の謎「全共闘運動」を含む学生運動がなにか見て分かりました。一部の過激な学生が闘いと称して戦争ごっこを始めたと定義しておきます。70年安保の熱気のときと違い、いまはみなさんクールでございますからシールズの皆様には大変失礼ですがあれは流行らないなあ。自民のやり口がイヤだからといってシールズを応援しませんね。どっちもどっち。捨身で攻撃して当時は効果があったでしょうけれど、いまはダメですね。
当時生きていたら
当時に生きていたらきっと私はどこかの勤め人になっていたでしょう。はて、学生運動に連動したり労働運動に身を投じるとは思えません。東京はたいへんだなって他人事で過ごしたでしょう。いまと同じですね。
村上春樹はなぜ両親について語らないのか―全共闘世代のルーツ ( その他文学 ) – BUNGAKU@モダン日本 – Yahoo!ブログ
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中核VS革マル(上) (講談社文庫)中核VS革マル(下) (講談社文庫)
いま言えるのはみんな仲良くね。
東大落城―安田講堂攻防七十二時間
カリオストロの城ででてくる機動隊がこの時代の機動隊。なぜなら作った人が現場にいたから。
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絵にされると辛いので見てません。
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もう赤軍も襲ってこないだろう、大丈夫だと作ったのがこちらの番組。言い換えれば2010年くらいまでなにをしてくるか分からない存在が赤軍です。いまの高校生くらいの子に赤軍がなにか説明するのが大変。勉強してない子は「ソ連」が分からない。