梅戸橋とクローラークレーン

掛け替え準備
掛け替え準備

梅戸橋掛け替えのため、大型のクレーン車が設置されました。

重たい橋梁ですから、足場を組んで油圧ジャッキで持ち上げてコロを敷いてウインチで引くと考えていました。

長年建築物を眺めて久しい人に言わせると、クレーンで吊って一発で設置するだろうといわれました。久しぶりにみると確かにクレーンが投入されてます。なんでも組立てに数日かかるそうで、4月のいつ吊るのでしょう?みたい。

秋の夜長に800tクレーンを見に行ってきた。:WPO調査報告書:So-netブログ

てふてふクレーン 掲示板

コベルコのSL13000という大型のクレーン車です。さらに長くクレーンアームを付けることが出来ます。今回は常磐線を跨ぐ橋の架設ですから、この状態で使うと考えられます。
KOBELCO SL-13000

左腕の下にウエイトを置いて、右側の橋をつり上げます。一般に想像するクレーンはアウトリガーを張って片持ちで吊りますが、800トンとなるとウエイトなきまま吊るのは無理。ベンチプレスの棒右だけ50キロのウエイトを付けるより、両側50-50計100キロのバーベルのほうが持ち上げやすいことに似ています。

常磐線を越える橋梁と、地面に下ろす坂道ぶんの二分割。それぞれ何トンあるか分かりませんが、日本に10台と言われる超重量級クレーンを召還していますので500トン以上あるのかもしれません。機会があればつるところを見たい。カウンターウエイトが荷物と同じ重さになるはず。