将軍様の顔も三度まで

北朝鮮の移動式発射台のミサイルが失敗したのは、粛正しすぎて技術者がいないから。

いよいよ打ち上げる人が居なくなったと考えるのが自然でしょう。もし、前任者が失敗して収容所送りになって、次に自分が!となったら全力で逃げるか死なない方法を考えます。

理由を付けてていよく失敗するか、陸上棒高跳びのブブカみたいに、ホントはもっと飛べるのに1センチ刻みで飛べるように偽るか、それともデータを捏造するかのいずれかです。

打ち上げも、前回の失敗の報告をして、今回はここが改善されました。次回は頑張りますと言えば首の皮は繋がります本当はロシアでひととおり学んで飛ばせるのですが、ちょっとずつ出来るように見せるというのが官僚的な処世術としては正解です。この場合、ミサイル技術者は生き残るでしょう。そもそも移動式発射台は北朝鮮の生命線で虎の子です。そう簡単には諦めない。

次に、データを捏造するタイプのばあい。本当は飛ばすのに精一杯でも、命がけで将軍様にヤレといわれてしかたなくミサイルを飛ばしている技術者と仮定します。いちおう飛ぶだろうデータを捏造して、「打ちのミサイルは行けるっす」といいつつ、毎回胃の痛みを抑えながら打ち上げているのであれば、さすがに将軍様の顔も三度まで、次失敗したらだめかも。