「NHK 世界ふれあい街歩き」を見た。
イギリスの後編。今日もオペレーターさんはうまい。
狭い場所でもアームをぶつけないよ。
前日「ER」を見た。
これもきっとステディカム撮影。でも酔った。
ドキュメント風に揺らすのに目が慣れず。
登場人物はアビー以外知らない人。
現在何期なのか把握できず。
夏に向けて「救命胴衣」物色。
素材がネオプレーンだ。柔らかすぎ。
タクティカルベスト特価。色々付いてお買い得。
どうせタクティカルベストとして使うから持ってもいいかも。
胸の部分の裁断がちょっと直線過ぎか。
スムースシューター。
ほんものは良いなあ。
ベストとアームを悪戯で作ってみました。
強度不足なり。材料選択の失敗。
でもおかげで横ブレが消える理屈が分かりました。
あとアームの長さは自分の腕より短くないといけない。
ベストとアームを作り直すのはそのうちやるとして、とりあえず横ブレを止めたい。
方法は3つ。
–(解説策1)–
ぶれない「歩き方」を身に付ける
人間が二足歩行である限り、歩行時体の軸がずれるのは仕方がない。
解決方法としては4足歩行になるか、自転車に乗って撮影するか。
ADを雇ってドリーを設置するか。
いや、散々練習したんです。
バレリーナよろしく腰を落として踵からとか地面に付けるとか。
忍者みたいに歩幅をちいさくする、つま先歩き。
すり足もだめ。
案外剣道みたいに踏み込んだほうが安定しました。
手で持つ限り横にぶれます。
インラインスケートは緩くて路面がきれいな下り坂限定。
漕ぐとブレブレでした。
–(解説策2)–
ベストとアーム
「スムースシューター」ね。
簡易版のベストとアームを使う方法が最良でした。
手でもって無い状態で安定してます。
ただ、これ目立ちすぎ。それに扱いきれない。嵩張る。
あと無接触だと風が吹いたら回転してしまう。
ジンバル上を持った状態なら制御可能ですが、
その状態で歩いたら上下のブレが手を通して伝わってしまうのでどうしよう。
「二足歩行」に起因する横ブレは消えません。
–(解説策3)–
横回転封印用ウエイトの追加
YouTube – Ver2.0.6&カメラ安定性テスト
正面から見て十字架にする作例。
以前からこのタイプがあります。
横必要かな?と今までは思っていました。
burenoカメラV2も公開‐ニコニコ動画(9)
繰り返しになりますが、この作例も横ブレが少ない。
YouTube – Just a Walk in a Japanese Park DIY Steadicam merlin test 自作ステディカムテスト
この方の作例で使ってる自作機はカメラ位置を手前に引いて、アームに付けるカウンターウエイト(前オモリ)を重くしているのでしょう。そうすると前後にウエイトが付き、回転止めとなります。
【失敗の原因か】
いままで私はアーム自体の自重で回転止めに成ると思っていました。同時に前オモリはちいさくて良いとも。でも歩行のブレで回ってしまうようではオモリが効いていないわけでして、もっとオモリを積むべきなのでしょう。
回転防止とするならばアームの前後を長くして全体を大きくせねばなりません。
日本人が自分の体のサイズに合わせて、こぢんまりと作りがち。言い換えるとちいさく作ったがために歩行のブレを拾ってしまう宿命だったのではないでしょうか。形だけ真似ても性能が充分に出ないのは、回転止めが足りないからじゃなかろうか。
【肝心要は前後長】
「横ブレ」を防ぐにはアームを大きく作る方法と、ちいさく作って水平回転のカウンターウエイトを積む方法が考えられます。
うちはアームを折りたたみ式ではなく固定にしました。カバンの大きさに合わせてサイズの上限をA4の雑誌サイズとしております。そのためアームの巨大化はできません。
上記動画の作例にならい横にオモリを2つ追加しました。正面から見て十字になるようにしてみました。設置位置はジンバル、ユニバーサルジョイントの直上に装着しました。輪ゴムで止めただけですが、歩いても横ブレがありません。カメラがお尻を振ったりしなくなりました。
いままでは普通に歩くとな揺れてしまうのが、いまはまっすぐ前を向いたままでいてくれます。あとは部品として簡単に装着する方法を考えて、恒常的に追加しましょう。これならアームとベストを作るより簡単です。ただ積んだら総重量1.5キロほどになり重くて背筋が攣りそうになりますが、筋肉が付けば平気でしょう。
【撮影方法に関する考察】
ポートランドの日本庭園。自作マーリン。
「DIYステディカムテスト動画」の中でもこのビデオは見やすい。
カメラの性能限界以内で動いているので見てて楽です。
カットを見ていくと、急速な横回転が少ないですね。
単なる横移動やゆっくりとした回転の映像を意図して撮ってるはず。
撮影前に、回転速度の上限を理解しているのでしょう。
私も横パンの限界と振動の上限を計算にいれて今後撮影しようと思います。
【物理的に制限する方法】
横回転に制限があると考えますと、「brenoカメラ」の作例でスポンジを使うのは合理的です。最初から物理的に構造上動きに制限を付けてますので理に適ってます。しかも横回転は横方向にオモリを付けてブレを防いでいるのです。
YouTube – DIY Steadicam Merlin Design
ちなみに上の動画を撮った「自作」マーリン。
完成度高すぎ。これのどこが自作なのかと。
理屈が分かったらあとは実証するだけです。
ただ、カメラが重くなるのでどうしたものか。
【気になるYOUTUBE動画】
YouTube – Steadicam – almost completed rig
背面からアームを持ってくる方法。
これはすごすぎ。
YouTube – Steadicam7-8-9号 参考出品 Japanese manufacturing
自作の参考にとあるけど、これだけのアルミ加工は大変だ(笑)
YouTube – Sony vegas pro 8.0 gun effect test.
こういう洒落が分かるソニーは好き。
最後に気になること。
英語圏の人は「ジンバル」のことをは「ギンボー」って言うよ。