先日、福島の海沿いを自転車で走っていたら慰霊碑を見つけました。
昭和9年の表記あり。戦前の海軍機が落ちたそうな。機種は書いていないけれど九八式の前後、鉄フレーム布張り。頼まれたって乗りたくない。
たいそう性能は悪いだろう、一体どこからどこまで飛べるのか。横須賀から飛び上がって札幌にゆく途中に落ちたとあります。中継給油基地を渡り歩いたのだろう、はてどの空港かなと昭和10年以前の海軍の飛行場を探してみると、全然ありません。
太平洋戦争まで進むと土浦やら宮城に滑走路ができますが、まだなくて。
はて、どうやって横須賀札幌間1000Kmを飛ぶのかと、鉄骨布張り機の性能を見るとなんと飛行航続距離が1700Km。おみそれしました。