新規分のスタビライザーの制作を構想中。
いちおう、グライドカム型の装置は目鼻立ちがつきました。
ここで図を出しても良いのだけれどまた落書きみたいなので出しません。
上部のバランス調整装置を付けて、下の足の部分は脱着式とします。
趣味だし遊びなので、精緻な要求分析を行ったのちに初めて設計を行います。
プロトタイプをアタマの中でつくって動かしてるので仕事に取りかかるのは遅い方です。
たぶん民間企業の設計部門にいたら最初にリストラされるでしょうね。
そもそも設計部門には居ないなぁ文型だし。
- 畳んで持ち運ぶときに邪魔にならない
- 外したパーツが散逸しない
- 下部オモリは固定
- 上部カメラステージ直下に調整オモリ
- 重心調整は微動を付ける
- 全高を400ミリ以下
- 総重量は軽ければ軽いほどよし
YouTube – DIY steadicam with hinged gimbal
以前作った装置は今ひとつ評判がよくありません。
軸がM6でビヨンビヨンセするし。
ステンレスの蝶番を使うのは悪くないアイディアですが、全体として重い。
重心調整装置を本体側の微動にこだわりすぎ。
バランスウエイトを使えば、もっと簡単に実現可能でした。
以上の反省を踏まえて装置の改良すべく材料を揃えました。
手元に揃ったグライドカム風自作スタビライザーの材料
- アルミのリング
- 塩ビパイプ
- いつもの軸受け606番
- DDL850(MR85/675)ミニチュア軸受け
- 6001番の軸受け
- 全ネジ
- 釣りのオモリ
塩化ビニールパイプのVP50継ぎ手を一番外側のリングにするつもりだったのですが、今ひとつしっくり来ません。理に適った構造にはなるのですが、見た目と作業の不効率さに納得出来ず悶々と過ごしていました。
ベアリングこそ取り寄せましたが、上記のリストにあるのは近所で安価に手に入る材料ばかりです。これで上手くできたら茨城のマクガイバーと読んでくれ玉へ。
【参考サイト】
デジカメ あんなことや、こんなこと。: 一脚兼用ステディカムの作業手順
中心のコマの土手っ腹に風穴を開けてミニチュアベアリングを圧入します。
ベアリングの装着方法がしっくり来ず工作をせずに考えてました。
ダブルにする方法は思いつかず、上記記事で良い方法を教えて貰いました。
私は重量と強度の都合、一番外側のフォークをリングにするつもりでした。
取付金具とあるのは、120ミリか100ミリくらいのホームセンター出てに入るスリットの入った座金だと思います。
こちらのほうがスマート。
- 金属メッキで強度が充分
- 中心軸を出せる
- 安い・入手性がよい
アルミでつくるとものすごい太いフォークになります。削りだし必須。
以前材木でフォークをつくったのですが、中心軸が出ませんでした。
1度つくったらそれきりになってしまいます。調整ができない。
スリットのはいった座金ですと、取付ネジがある程度微調整できます。
あの座金は隙間がM6には足りず、使用できるボルトはM5以下となります。
L-ZZ Series 薄型両シールドラジアル玉軸受 DDL-850ZZ
先日取り寄せたミニチュアベアリングはDDL850という内径5ミリでぴったりです。
グリップ上に突き出る軸は6ミリを予定しています。
金物のスリット内側を丸棒ヤスリで削らねばなりませんが数分でできる作業です。
木のグリップをつくってその上にホルダを掘って軸受けを収める予定でした。
やはり上記作例を見ると、VP13のエルボと606で簡単につくれそう。
これは是非真似しようと思います。