風船105個で空中散歩(リンク先写真あり)
米オレゴン州のガソリンスタンド経営、ケント・コーチさん(47)がこのほど、ヘリウムガスを入れた風船105個を結び付けたいすに座って空中散歩に挑戦、風に乗って州内約300キロの飛行に成功した。
日本版は行方不明だけどアメリカ版はハッピーエンド。
日米の差はどこにあるんだろう?
日本の風船おじさんは高く飛びすぎたのではないか。
ウィスニエルスカさんは積乱雲の中の激しい上昇気流に巻き込まれ、意識を失ううちに1秒間に20メートルの速さで高度3万2千フィート(約1万メートル)の積乱雲の頂上付近まで持ち上げられた。
上は 先日起きたパラグライダー事故。
通常スカイダイビングで飛び降りる距離は1000mから4000mから飛び降りる。
1万メートルは10kmだからその倍以上。エベレストが9000mですから、寒いわけだ。また、オレゴンの内陸部で気候の安定した日を狙って飛ぶのと、いきなり金華山沖800kmを飛ぶのとでは背負うリスクが段違いだろう。海の上では上昇気流が期待できないし落ちたらおしまい。
何で11月の寒い日に北向きの気流に乗ったんだろう。
風船おじさんはいちおう防寒服まで着込んでいたから、多少の高度超過には耐えられるんだろうけれど、装備が貧弱だよね。例のファンタジー号のゴンドラを発注した先が桶職人ではなあ。
もうすこし落ち着いて、バージンエアの社長と仲良くなってから飛べばよかったのにね。