フライデー襲撃事件は世界まるごとハウマッチに影響を与えた。
ビートたけしが謹慎。白いテロップが出つづけた。
「この収録は○年○月に収録されたものです」
いま問題になっている彼の番組は差し替えねばなるまい。
テレビ側にその余力があるだろうか。
番組1本に何人関わっているのだろう。
タレント1人にマネージャーやスタイリスト、弁当屋のパートさんまで含めると数百人単位。
テレビ番組の単価。
驚きの番組制作費! なんと『とんねるずのみなさんのおかげでした』は1本2500万円 – ロケットニュース24(β)
タレントに頼ると中身が貧しくなる。
スポンサーからいただくお代はこれに色が付く。
タレントに出演料、作家代、スタッフの給与を払ったらもうなんにも残らない。
近年テレビ全体に余裕がなくなったのは金が無いから。
TV界パニック 違約金数十億円!…紳助引退 (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
番組がお蔵入なら違約金なり賠償が発生します。
素人が算出すると番組1本2500万円として6本で1.5億/週。
このまま続けるつもりだった番組を差し替えるならセットもすべて差し替えです。
ほかにも色々あるので総額は南の島の国家予算くらいになるでしょう。
南の島がこまるとかわいそうだけど、今回なんとも思わないのはなぜでしょう。
うちのテレビが先月以降映らないこととなにか関係があるのかもしれません。
s氏の引退はテレビ業界の転換期を示す道標になる事件です。
テレビの墓標かもしれない。
広告で印象操作ができるのは、広告で操作される人がたくさんいたから。
映画館の出口で「最高です!」って泣いてる時代はもう過ぎました。
広告を出せば出すほど嫌われる時代です。
ステルスマーケティングも見抜かれます。
たしかに広告が命中する場合もあるでしょうが、ほとんどは外れてます。
番組もCFも、もうヤリヨウがなくなって困っています。
作り手たちの困りかたが手に取るようにわかります。
新しい才能はもうテレビには来ません。
テレビマンと官僚が元同級では世も末です。