微調整とか

サイトのほうを整理しています。
余った分をここに保存しておきます。

調整部品について

現在バランスが取れている機材がいくつかあります。
小さいマーリン型はなるべくネジの微動をつけます。
大きなモデルでは省略できるので省略します。
前後左右はカメラの位置調整などでネジなしでも慣れでバランスがとれますが
上下の微動は結構繊細で最後の仕上げとなるので微動があると便利です。

ワッシャーの増減で対応するなら、なるべくつけるネジを小さくして
小さいワッシャーを使えるようにしましょう。
私は材料の都合すべてM6としました。5種類のワッシャー使い分けてます。
重りはおそらくM4とかM5で小さく積んで行った方が調整は楽かと。

微調整

座金で取りきれないバランスは、自作スタビライザーに内蔵した微調整装置でまかないます。
私のスタビライザー「アルミ大型 08号」には、前後調整はありません。
フォールディングモデルにはありったけの微動をつけました。
重くなったので、デモンタブルモデルからは外しました。
理屈が分かればどちらも同じようにバランスがとれます。
屋外で瞬間的にバランスをとるなら、パイプの抜き差しで荒っぽく調整するデモンタより
微動がついたモデルのほうが撮影開始までの時間を短くできます。

前後はワッシャーの増減で済ませます。
カバンに放り込んで自転車で持ち歩くので
私の装置には左右の重心調整部品が2箇所あります。

(その1)カメラを載せる台にある横方向の長穴。
カメラ自体を動かします。カメラは一番重いのでこれが移動できると便利です。

(代案)下オモリに板をつけて、左右に降る調整方法。
普段から草ヤブの中を走り回って居るので不採用。
膝に当たって蹴飛ばすし、草に引っかかって狂うので付けませんでした。

(その2)中間オモリの偏芯取り付け。
傾きのあるオモリをひねって調整できるようにしました。
イギリスの自作の人のアイディアより。感謝。

low cost gimbal and ball gimbal,U-joint. – YouTube
ジンバルを3種類付け変えています。
ちょっと長い動画です。お時間のある時にどうぞ。
ジンバルを変えた後ひねったのが釣りオモリです。
鉛を素手で触るのは嫌なので紙を巻いてテープで留めました。

釣りオモリの価格は2百円前後です。ドリルで穴を開けます。
鉛なのですぐに穴が開きます。
使用したのは30号、およそ90グラムほどの中通し小判形オモリです。
オモリの重心である中心ではなく、そこから1センチ外して穴を開けています。

ダイナミックバランス

6号機で気がつきました。
静かにしてるときと動いたときのバランスがちょっと違う。
静止のバランスが取れても動いたら狂うんです。
一歩踏み出した瞬間から、カメラと装置に加速度と遠心力が働いてしまうのです。

coza4 diary » ブログアーカイブ » 回転体
タイミングとしては大型機を作ったくらいでようやく気がつきました。

自作ですと主にマーリンだけを作るので、気がつきにくいかも。

調整は子供のころ飛行機のおもちゃを手にもって飛ばす遊びに近いです。
自作スタビライザーにカメラをつけて走ったり跳んだり振り回してたら理屈がわかりました。