パソコンが安くなった

XPをひっぱりだして使ってたら、目が痛くなった。フォントのギザギザが目にチクチクします。
いま、違うパソコンで書いてます。背景に馴染んだ文字は目にやさしい。

パソコンの値段がわかりません。

いまだ二万円くらい値段が付くけれど、一体内訳はいくらなんだろう。
いま、メモリが4000円くらいでしょ、基盤もCPUもそんなに高くないはず。
Pen4も中古ででてますけど、いまだに誰か買うんでしょうか?

電源は家にあるのを使えば一万円台でつくれるので、中古はなあ。
電源とかHDDが余ってなくて、OSを自分で入れられない場合は仕方なく買うのかもしれません。

クレバリー: BTOパソコン,PCパーツ通販 【秋葉原ショップ】

星野アイエヌジー – Wikipedia

そりゃ自作ショップが消えるわけです。

だってこんな価格なんだもの。

AMD A6-Series APUs A6-3500 TDP 65W 2.1GHz×3 AD3500OJGXBOX
GIGABYTE マザーボード AMD A75 FM1ソケット Micro ATX GA-A75M-S2V
シー・エフ・デー販売 Elixir デスクトップ用メモリ DDR3 W3U1333Q-4G DDR3 PC3-10600 CL9 4GB x 2枚セット

電源も4000円くらいで省電力もありますし、全体がずいぶん安くなったものです。
もうママチャリ感覚。
1000ドルPCとか500ドルPCなんて言ってた時代が懐かしい。


i5でこのくらいなんですか。

素人が気軽に使う性能のパソコンは、スポーツ自転車のいい奴を越なくなりました。
だいたい6万円だすと文句の言いにくい性能になりそう。
わたしならきっと3万円あるとお腹いっぱい。

上のリンク先を揃えると、二万円でおつりが出ます。
さすがに二万円コースですと、OSとオフィスソフトはフリーになります。
普段そういうOSで平気になってしまいました。
windows7が調子悪いから見てくれ!と頼まれてもまったく役に立たない人になってしまいました。

部品の交換でアップグレードする様はまさに自転車。

自転車について考えてみましょう。

パソコンの低価格化は自転車の低価格化と同轍かもしれません。

自転車メーカーの雄、ツノダを引き合いに出すのはいささか気が引けますが見てみましょう。

株式会社ツノダ ツノダブランド
大正初期(中略)当時は今で言うロールスロイスよりも高価で村の名士しか所有できなかった自転車
昭和38年には名古屋証券取引所に上場するまでに成長しました。
昭和50年代になるとツノダの変革に陰りが出始め、少しずつ時代の変化に対応できなくなっていきました。

ロールスロイスだったものが昭和に普及。そのときのメーカーは上場するほど儲かったけれど、昭和もおしまいに近くなると儲からなくなります。
業務用のパソコンが一台数千万円だった80年代後半から、いま、二万円ですからゼロが三つ取れました。
自転車も国内で作って儲かっていたものが、台湾が作り、中国に移管して使い捨てのごとぎ扱いです。