「Enter」の神様

親指シフト 中央にエンターキーを配置
親指シフト 中央にエンターキーを配置

どうしても作りたくて作業開始。

初期型(旧型)基盤で作業しました。

作りかけの台座からアルミを外して左右キーの中央に配置。

これを「Enter」キーとします。

【作業手順】
既に左右ボタンを付けたキーボードに追加します。
アルミ片で作ったキースイッチ枠を小さく加工。
台座の板も同様に穴あけ。

キースイッチの土台が並んだら次は配線へ。

基盤をパソコンに繋いで通電しながら端子を探ります。
該当する端子の脚が見つかったらメンブレンを引っこ抜きまして
接続端子の脚に導線を繋ぎます。

難しいことはしていません。
並列回路を追加して「キー」を増設しているだけ。

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【端子探索】
今回は「Enter」キーを増設。間違えてホットキーの端子を触ったらブラウザが立ち上がるはメールは勝手に送受信するはリアルプレーヤーは立ち上がるわ混乱。

そうこうするうちに「Enter」に該当する端子上下が分かりました。端っこにあった。

ハンダでバイパスする導線を固定します。台数で言うと延べ10台目。さすがに作業も慣れたもの。ヤニ入りの普通のハンダを使い、接続接点をヤスリで磨いて確実に固定してゆきます。

最後に基盤側の導線と、キースイッチの脚から出した導線を結線。
外したときと逆の手順でフタをしまして完成です。

【キー】
写真ではキートップが丸くモコモコしていますが、打鍵が鈍るので外しました。

【ダンパー】
キースイッチを固定しているアルミ板に柔らかいゴム挟み込みます。
ネオプレーンか何か。多孔質でホームセンター売っているスポンジタイプのゴムです。
5㎜角にスライスしたゴム片をキートップの落ちる場所に両面テープで固定します。

キーが落ちるときに指にかかる負担が小さくなるように、キーボードの見えない向こう側に仕込みます。キー入力時これがダンパーとなり、指にかかる負担がわずかですが小さくなります。音も静かに。

【手を持ち上げずに入力したい】
改造後の最終目標は、パームレストから掌を付けたままにすること。今まではどうしても「Enter」キーが遠くて必ず右手を浮かせていました。

入力速度云々以前に右肩が凝って困ります。

「Enter」キーを真ん中にすることで、右の掌をあげずに済むだろうというのが改造の主目的です。改造後まだ数日なので手が覚えていません。

それでもひとつ良い副作用がありました。小指「Delete」です。
XPで「ひゅんQ」を使うと「け」のキーが「Delete」になります。
今まで「Backspace」まで右手を遠征させていました。
「Enter」キー真ん中に配置することで小指で「け」を押して削除可に。

これでまたパームレストに置きっぱなしに一歩近付きました。

【やり過ぎ?】
「Enter」キー以外に矢印キーを結構使います。
←矢印→も親指に仕事をさせようかと。
きっとやり過ぎでしょうね。