ロッドエンドを使って簡単に作る

デスクトップマシニングさんの作例みて、もうこれはマーリンさんとはしばらくお別れ。ジンバルの構造が一筋縄では行きません。

デスクトップマシニングさんの作例

デスクトップマシニング: ステディカムもどきによると、一枚の溝付アルミをうまく利用してるみたい。

【簡単に作りたい】
1)ロッドエンドのネジ無しを軸にして、スリーブベアリングに収めてれば簡単かな。軸は「セットカラー」で押さえてしまえばネジの心配もなくなります。

2)雌ねじで真鍮棒タップ切り作戦もありか。その辺で売ってる段付ボルトの頭をおとしてCリングをはめる、これ簡単なり。

3)あ、ボルトをつかえばもっと簡単だ。
「半ネジ」を利用して、ナットとボルト頭で留めてしまう。

半ネジは各種長さがあります。ここのショップは画像が使い回しなので寸法でみてください。その辺で買える5㎝くらいあれば十分。

半ネジの、ネジのない部分スリーブベアリングに収めてしまえばおしまいです。スリーブベアリングとか樹脂ベアリングでツバ付を選ぶなら、ドリル穴を開けて収めるだけで完成。まあ簡単。ネジは単にダブルナットで固定。ナットを二つ入れて共締めすれば十分でしょう。「ハードロックナット」もいちど使ってみたい気がしますが、やり過ぎかもね。あのCMって広川太一郎さんだったっけ。

【Ebay】
昨日は思い出せませんでしたが、ebayで見つけたこれ。潔さが最高。Z軸になにも入れてない感じが好感が持てます(笑)グリップのベアリングも省略だよ!

後端はこの厚さなら、半ネジのネジ無し部分が収まるんだ。だからネジが緩くしめてあると。バネくらい入れても良いのに。もう、言うことないです。
Camcorder Camera Stabilizer Steadicam *NEW* – eBay (item 390082043161 end time Sep-01-09 12:08:01 PDT)
シンプルなカメラスタビライザー
もう、ロッドエンドですらなく、最初からL字のボールジョイントなんだ。構造上自然ですわね。

グリップもどう見ても「ありもの」の樹脂ハンドル。本体は同じ幅で肉厚の違うアルミ板を2種類持ってきてネジ固定。カメラネジのスリットはフライスでさらってるんでしょうけど、ドリルとノコとヤスリでどうにかなります。

手練れの仕事ですな。こういうのが大好き。

【アルミで作る場合】
ネットの素材やか部材を扱うお店を探して電話してみる方法。あとはネット上で小売りしているお店。行き着くところはみんな一緒「秘密基地」さんです。この手の平板はホームセンターにありそうで、ありません。素人がいっこにこ単位で買える小売はありがたい。
秘密基地 アルミフラットバー

【座金で作る場合】
入手性で言えば座金の方が楽です。最後着色をし直せる黒いものがおすすめです。メッキの座金は剥がれるとそれきりで、際メッキできませんから使いにくい。

座金の注意点としましては、鉄の2㎜厚の板は一見丈夫ですが、30㎝くらいにして重りを付けるとバネになってしまい振動します。上下動をを拾うので、肉厚にするかL字のリブを付けたいものです。L字の、棚などを作るときに使う積層の部材があるのですが、形を形成したいなら「曲げ木」というちょっとやっかいな方法で作れます。

【座金前端】
アームはこの際、樹脂パイプでもアルミパイプでも何でも良いとします。座金の端にヤジロベイの腕を固定するネジか穴が開けばおしまい。適時アームを取り付けます。

ebay写真を見てしまうと、「アルミ一体」の方が簡単だなぁ。

【座金後端】
保持したとき手前に来る座金の後端は、アルミブロックを取り付けロッドエンドの台座とします。単に軸受けにするだけなので木板でも良いでしょう。

カメラの光軸と平行になる「穴」を付けたブロックを座金に固定します。穴にはスリーブベアリングを挿入し、ロッドエンドを差し込みます。材質によっては省略可能。木ならベアリング必須。

ステディカムマリーン風 ステディカム自作構想 (材料調達) 
似たようなことを同時進行している人がいるよ。水道管のフレキは私も考えてました。
畳めるし軽いし自由に曲がるし便利そうです。ジンバルは樹脂ボールなんですね。完成が楽しみ。

自作ステディカムについて、教えてください。 – Yahoo!知恵袋
ジンバルは重心。

P143 – セットカラー-内径タップタイプ- |  メカニカル加工部品 | MISUMI
自分で寸法を決め手発注できるらしい。

スタンダードセットカラー黒染め SC 0605C
軸受けの一つの方法。横に差した芋ネジで固定。微調整ができる。

ステディカムマーリン(Steadicam Merlin)を試しに行ってきた – PRiMENON:DiARY

ステディカム
代理店。ステディカムはTIFFEN社の商標です。
作ってみてまあこりゃ、16マンしても当然です。

アルミ板を曲げる ベンダーマシンの制作:作る人(つくるんちゅ)日記