ディーラーから車検のお知らせ電話がありました。
自動車は値段分ほど役に立っていないので、なんだか不快でした。次は違うメーカーの車に乗りたい。もしくは車検で電話してこないディーラー。
ここは電話してこない。フランス人がドイツのデザイナーのつくったフルカーボンのマンゴーを買ってご満悦のご様子。作っているのはオランダか。
自動車の運転が面白くないので、余計に乗らないようにしています。たいがいの物はネット通販で手に入るし、わたしの生活環境ですと駅まで自転車でいくとだいたいの用事が済んでしまいます。
駅前にビックカメラが来たことと、どこの古本屋に行っても欲しい本がないこと。この2点が、わたしの耳元に「もう車は不要?」とささやきます。
パソコンと本がどうにかなれば、移動せずに済むことが分かりました。パソコンは小型かが大きいですね。最初にパソコンを買ったときは引越し荷物のような大きな箱でした。モニターがCRTのブラウン管でデカイかった。
いまは片手に収まるほど小さいデバイスで同じことができます。おそらく次にわたしが買うパソコンも、ビックカメラから手で持ってくるか、ビックなりアマゾンの通販で届く60サイズの2キロもないような大きさになるでしょう。
本は、自転車で古本屋に行って文庫本を買うようになりました。新刊は駅前の丸井にある文教堂、駅のなかにある川又書店。あとは通販です。文庫本も読み応えのある本は申し訳ないくらい安価に手に入ります。
自動車必要論
いざというとき自動車は必要ですが、そのイザは一体いつなのか。冷蔵庫を買うとき?運んでもらいましょう。
遠くの本屋に行きたいとき。いくかなあ。スキーは車がないと辛いけれど、もらったスノータイヤは履き替えることなく仕舞ってあります。
旅行?くらいでしょうか。車の移動出来る距離は無限ですが時間は有限ですから移動出来る先にあるものは代わり映えしません。案外車のいらない生活が手の届くところにあります。やはり条件は公共交通機関が使える駅があることで、水戸駅まで歩くことに慣れた今、もうカーシェアでもいいかなあと思っています。
マンションが駅前に出来るわけも分かりました。日常生活に車は要らないんです。あと残るは会社への通勤で、これだって定時に上がれれば要らないはず。