タウリン1000mg

「常識を疑ってみる心理学」伊藤哲司 北樹出版
のなかで、「1000mgといわずに1gと言えば」とあって。なるほど、そうだよな、1グラムだよなと思う。

思うのはまだいいほうで(笑)中学生の三割くらいは1000mgが何グラムか換算できないまま大人になってると思う。大人になるとむしろ忘れるから、大人の半分くらいの人間が、「1000mg」にだまされてるのだとおもう。だいたい、タウリンってなんだってところから始まってて。いいかげん、広告やの戯言につきあうのはやめようぜ。広告業界の人はちゃんと勉強して、資本の力で罠にはめてきますからみんな気をつけようぜ。

広告やさんのはなしは当社比120%アップぐらいで疑って掛かろう。1000mgの20%増量した結果は、何グラムですかって尋ねて、ちゃんと答えられないキミ!気をつけよう。俺だってタウリンが500mlぐらい入っていたらなんかびっくりするけど、難だろうなあタウリン。ゆうコリンみたいなものだろうか?

1000mgの当社比120%は1.2gですが、大丈夫ですよね?これでこけてると、デンツーとかハクホウドウの思う壺ですから。マーケティングとかって、海外の大学で習ってきて実践してたりしますし。テキサンはは強いんで気をつけましょう。

僕は、そのあたりの広告をかなりの勢いで斜めにみてるので、まあ、あんまり引っかからないつまらない男なのですが、血液型占いとか、神霊とかオカルトとか、結構世間は好きですよね。テレビとかみてると、そーゆーひっかかるそうに向けてつくっていて、イギリスBBCのドキュメンタリーとか見る層にむけて作ってはいない。悪貨は良貨を駆逐してしまったんだろうか?

「常識を疑ってみる心理学」では、ほかに、偏差値の持つ意味とか、IQの嘘とか。マスコミの手口を解き明かしてるところがいいですね。わかりやすいかたりくちです。タウリン1000mgが1gだってわかんないひとは読みきれないかも。心理学ってなんだろう?とおもう学生や、広告関係者とか小売業とか、大衆心理の動きが知りたい方は読んで面白いとおもいます。