嘘つき保存装置

テレビというメディアは残酷。嘘をついているときの顔が出てしまう。

野球の球でもめていたけれど、相変わらず責任の取れない大将を据える方式はもうやめればいいのに。ピートローズが賭博でもめたとき、コミッショナーが対応して永久追放してました。毅然とした対応ができないなら、あんなおじいさんを置いておく理由はありません。

子供が野球をやらなくなる原因はいくつかあって、そのひとつに「組織が古くさい」ってのがあるんです。子供は忙しいので、ある日突然ルールを変えてしまう暇なじいさんが仕切る遊びはしません。

A・バートレット・ジアマッティ – Wikipedia

嘘をつく人がどんな顔をしているのかに興味があります。今の時代は動画のアーカイブが充実しているので、関連する書籍とサイトを追っていくと、時系列で嘘がばれる前の嘘つきの映像に出会うことが出来ます。心理学では質問に答えるときに視線が左右どちらに行くのかでわかるといいますが、顔や態度を観ていればだいたいのことが理解できます。今回のカトーコミッショナーは大使だそうで、いうなれば公家みたいなもの。記者会見で不祥事ではない、辞任はしないというのも本心からの発言でしょう。球の反発が変わったことを知っているかどうかは判断しかねますが、「どうして私がこんな場所にでているのかわからない」って顔をしています。

いまの日本でいちばん偉い人も似たような公家感があります。歴代総理のだれに似ているのかなと思い出してみると、近衛ににているような気がします。当時生きてませんけど。

近衛文麿 – Wikipedia

発言の内容に実直さが薄いと申しましょうか。理想主義で現実とのすりあわせが薄いというか。

いざというときのふんばりがたりない 木戸幸一

近衛さんちの土地が地元杉並区に物納になったようで、そのうち公園になったら一度いってみようとおもいます。

物資の配給制をはじめたのがこの人。配給ですから食材のよしあしを選ぶことが出来ずに始まったのが「今日の料理」でテーマソングはシンセサイザーの冨田勲先生。出だしはまな板と包丁の音をイメージしてるとラジオで仰ってました。