1メートルをはかる基準になる棒をメートル原器といいます。
メートル原器 – Wikipedia
原器とは基準になるもの。その意味で言えば、私にとっての大原麗子は美人の基準で、「美人原器」だったのかも知れません。通産省は保存しないと。
ちなみに撮影は市川崑。よく日曜日に「笑点」をみてて、サントリーのCMはその常連でした。昭和に育った私は、大原麗子みたいな和服の似合うおねぇさんが「美人」だと無意識に埋め込まれています。
まあ最近はサントリーのコマーシャルで小雪さんがんばってらっしゃいますが、昭和生まれがみると、全盛期の大原麗子には敵いません。昭和も後半の生まれや平成生まれには分からない感覚でしょうけど。
大原麗子以前と以後では日本人の美人感が変わったかもしれません。そのくらいの美人。もう、居ないタイプですね。すっと絵になる感じが。
DVD批評:「スタイル・オブ・市川崑」 CMやアニメなどの未発表作を収録した異色作 – 毎日jp(毎日新聞)
これのリンク先にある写真なんてもう、後発の女優が誰か勝てたか?とおもうくらい。安田成美ににてなくもない。
テレビも映画も、その人が居るから画面が持つような女優は居なくて、どうにかして間を持たせようと視点移動のクレーンとかドーリーとかで動かしすぎています。昭和生まれなので平成の映画は落ち着きません。90年代以降の女性はアグレッシブだから仕方がないといわれればそれまでですが、はて、我々はもう竹内結子とか、松嶋菜々子とか小雪あたりを美人原器に置き換えるべきなのでしょうか。それとも倖田來未とか浜崎あゆみとか、あの辺も原器に入れるべき何でしょうか。
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