図面の清書

先日溶接に失敗して以来、作るのが億劫で工作は停滞。工作したい気分は外の気温と密接に関係しています。暑いとやる気がでません。

今年は10月なのに暑いなあ。去年はMFT自体が12月開催で、今年は1ヶ月早くなったのでなおさら暑いように感じます。だって去年はペンキ塗りをしてたとき日が短くて困りましたもの。

ほんのすこし涼しくなって、気温よりは湿度なのか、カラッとしたときに工作は進みます。じめじめしているときは何もしたくありません。それでも一応設計だけはコツコツと地味にしてまして、今日は設計メモを清書してみました。設計図を書くときは書くことが快楽になりますので、こまごまとした部品が増えてゆきます。木のカットも紙の上なら線を余計に引くだけなので刻みが増えてゆきます。

加工が増えるほど実現からは遠のきます。

このままではいかんと、カメラを乗せる予定の板にドリルで穴を開けてみました。実際にカメラを固定しての強度確認をしました。現実は机上の気弱な想定よりも強く、予定よりもかなり簡単な構造で事足りると分りました。

最初の案では、加工がだいたい30手、パーツ数が26点もありました。

現物を見ながら練り直した結果部品点数は10点。加工数が8手くらいで済んでしまいます。簡単な構造のほうが強度がでそうな予感なのは皮肉です。だいたいネジを増やしてもロクなことはありません。部品は極力減らして、強い構造を得ることが大切だと思います。簡素で強い構造はネジだらけでは作れなくてむしろ、ネジを極力減らしてカタチとしてわかりやすい方が強くなります。

おそらく、絵を描いているときは部品を増やすことが保険なのです。部品を増やせば安心なのです。現実にはネジが増える分だけ壊れる可能性が増えるので良いことはありません。

全然進まないフォークの作り方はいちおう、定盤を使って直角を出す方向で考えています。鉄でつくってもよいのですが、どうにも幅が広く、鉄でつくると軸もボルトで、M10より太いボルトを使うと重くなるので気が引けます。

フォークの作り方は仮組をどうやるかがまだ決まっていなくて、クギで板に打ち付けて接着するか、定盤にドリルで固定してしまうか。さすがにフォークは連休中に作らないと。