大洗の大貫台団地は森

茨城県にちょっとだけ興味が沸いてきたので県政の歴史とか、土地開発の歴史を見ています。昭和の開発は一言でいうと無計画で酷いものが多く、特にレジャー関連産業への関わり方は後々までキズを残すような無茶なことをしています。それがバブルまで続いて破綻します。茨城県住宅供給公社が真っ先に破綻したのが不思議でしたが、歴史を辿り直してみると開発主体が地元茨城ではなくて使い道に困った都会の金の行き先として茨城県だったという、そういう筋の悪い金の使い方だったのがたたったのです。

大貫台団地の計画なんて原野商法もびっくりな悪い冗談に見えます。起伏が激しすぎるし上下水を通すのも、素人がみても相当大変ですよ。海面が高かったときは島だった場所で、探検するには面白いのですが住むには厳しい。取り付け道路もないし。見つかっちゃ行けない物を背負って棄てに行く場所?