CMSをせっかく設置をしたのに静的ファイルに直したお話

まずはCMSを導入

撮影機材を自作した過程をまとめるためにPetitCMSを使い「カメラスタビライザーの自作」というサイトを構築しました。PetitCMSは日本製の軽量システムでした。

CMSをやめた理由

更新が停まりセキュリティに都合が悪くなったので使用停止としました。新しいCMSを探しました。なかなか都合の良いものがありません。海外製はたくさん見つかりますが、どれも操作に癖があります。wordpressの固定ページを使うことも考えましたが面白くありません。ムーバブルタイプは独立したページを作りやすいのですが、小さいサイトを組むには大げさです。

CMSを諦めてHTMLに置換える

新しいCMSを試しに導入してみたのですがどれもいまいち。HTMLに入れ直すことにしました。フリーの良くできたHTMLテンプレートを使います。CMSから記事を移植するために文章の推敲と削除をすすめました。

記事の移動

記事を移動します。情報の更新としてCMSのトップページに書いていた日記をブログに入れ直します。時系列で書き綴った文章と、テーマが決まってCMSの中で書いた記事は振り分けることにします。記事の題名を明確にすることは情報の整理に繋がり読みやすさに繋がるはずです。推敲の結果、ずいぶんと枝葉を払ったため文章は減量しました。

画像の分類

写真の大きさを揃えてテンプレートに収めました。使用したHTMLテンプレートは写真のギャラリー用として使えるものです。最初からポラロイド写真に似た枠に画像を収める仕組みが入っていました。

作業

実際の作業はHTMLタグのクリンナップです。段落タグの使い方をCMSの都合に合わせたため余分なタグが必要でした。HTMLに直す際に不要なタグを処分します。

次にリストや表を作って文章を構造化しています。カメラスタビライザーのサイトは書いてる私の思い入れが強すぎて機種ごとに並べた情報はまとまらずにぐちゃぐちゃしています。1機種に動画とテキストと写真がそれぞれ別に存在します。情報を削らないと意味が通じにくいのですが、カメラスタビライザーを作っていた時は言いたいことが溢れて内容を削る作業ができませんでした。

いまは工作から離れ客観性を得たので情報として冷静に見ることが出来ます。

正しいCMSサイトの設置の仕方

外部に発注すると、10-15万円くらいかかります。
規模にもよりますけれど企業サイトの構築は一枚一万円くらいで考えましょう。
作業の難易度に関係なく手間から概算した人件費がだいたいそのくらいです。

途中からサイトを改修したため、順番が逆になりました。

  • 文章書き出し
  • サイト内のページ構成
  • 写真は写真でまとめる
  • 動画は動画でまとめる
  • 構築する材料をCMS/HTML/PHPのどれかに決める

本来はこのように上からおろしててサイトを作ります。それぞれに決定が必要です。

公開までもうしばらくお待ち下さい。公開しました。

追記

現在は新規に構築するときはほぼ中身はHTMLで出来たphpファイル群を使っております。
カメラのサイトは現状HTMLのままです。
これ以降構築したサイトにはレスポンシブのエンジンとテンプレートをかけ合わせたファイルを使っています。
パソコン用と携帯サイトの両方に対応できるので便利です。
メニューを外部読み込みにしたので更新が楽になりました。
小規模のサイトにはどちらかと言えば静的なファイルのほうが楽です。

CMS設置のご提案

これまでの経験から7枚までならそのままべた書きします。8から20枚なら外部読み込みの都合PHPで。
それ以上に規模が大きくなるならば、ムーバブルタイプかwordpressにしたほうがよいでしょう。

CMS構築 成功の法則