初日の雪は軽いけれど二日目の湿って重い。雪かきをしていたらプラスチックのチリトリの先端が欠けてしまった。

雪かきは自分の歩く幅だけ通路を造って、家の前の道路の完全除雪は諦めました。かといってまったく何もしないわけにもいきません。車の通ったあとは雪が消えて水たまりができてます。雪の表面を黒くすれば太陽光で溶けるはず。アルミのパイプを曲げるために用意した砂を牛乳パックに半分ほど持って溶かしたい雪の表面に蒔きました。あとは自然に任せます。

神社の欅は横なぐりの雪が樹皮に食いつき、曇り空の手前で普段見せない姿をさらしています。新聞屋の集金の車が雪かきの住人を蹴散らして走り回り、外を歩く大人は皆長靴。長靴を持っている人しか外に出ないから、世の全員が長靴を持っているように見えます。

私は自転車にスノーブーツを履いてまたがり、北米のハンターが着る厚手のダウンジャケットを身に着けました。雪が降れば気温は下がらなくなるのでおそらく0度前後。冷たい外気の中でハンティング仕様のダウンは十二分の性能を発揮します。中がTシャツでも平気なくらい。帰宅したときは軽く汗をかいていました。もっと低い気温で活動するための衣装なので、春先は着られません。ユニクロの薄手のダウンの三倍ほどの羽根が入っています。

道路の雪でどこにも出かけられないので、午前中の買い物を済ませるとやることがなくなってしまいました。