2014のカメラスタビライザー試案

暖かくなったのでカメラ機材を見直しています。新しいカメラが欲しい。偽ゴープロを一台買ってみたのですけれど、ぜんぜん使い道がなくて死蔵しています。

小型カメラで突き詰めたユニバーサルジョイントを使った方式を一眼に転用できないか考えています。

ソニーのTX-7用に作り込んだビデオカメラスタビライザーがありまして、いま微調整して簡単に操作できるように改修しました。片方のパイプを5センチくらい切ると完璧になる予定。これはこれで満足。

カメラはコンデジのカードタイプのTX-7も悪くないのですが、そろそろキヤノンIXYシリーズに乗り換えるか、ウチにあるフィルム以外の唯一の一眼であるkiss X4を普段から載せられるように新規に作るか検討中。できればユニバーサルジョイントが使いたいのですがコンデジ用に作った機体にそのまま載せると追加の荷重にカメラスタビライザーの構造が耐え切れなくて使い物にならないのです。

デザインスケッチを描き直してみるとアルミ素材を諦めると作れるかも。これまで描いたスケッチは構造の都合、カメラとジンバルが遠くなってしまいました。ユニバーサルジョイントを使いつつ、カメラとジンバルを近くして更に操作しやすく作ること。これがなかなかの難題で、何十かの可能性を検討したのですがどれもきれいにまとまりません。常識的な方法は先回りして全部潰してしまいましたから、実現するとしたらきっと突拍子もない形になるでしょう。

モーター駆動の電動ブラシレスはなぜか全然興味がなくて相変わらずベアリングのサイズ表を見てます。一般的なジンバルを作ろうと材料を集めて半分組み立てようとしたのですが、去年の年末くらいに飽きちゃって以来放置してます。

ここまでくると、もうジンバルの所を無理に自作にこだわらなくても良いと思うんです。

そう思っても、フライカムのフライボーイを買うよりは最小構成で組み立てた自分専用の機材が欲しいのです。売っている物を買ってきて使うだけなら別に誰がやっても一緒ですからそれはあまり興味がありません。うまくいくか分からない工作に挑むのが面白いんです。海外製品のスタビライザーも悪くないんですが、ほんと、最小構成で軽くて使いやすい自分だけのカメラスタビライザーが欲しいのです。