3軸ベアリングのスタビライザーと、ユニバーサルジョイントのスタビライザーを比べてみます。
一眼レフカメラを載せて撮影テストしました(非公開)
ジンバルからカメラまでの距離はユニバーサルジョイントモデルは固定。フルベアリングのモデルは軸が上下に移動出来ます。使い比べみると自分でも意外な感想となりました。
2014-UJ ユニバーサルジョイント
軽いので便利かとおもいきや、それほどでもありません。重心に手が入っているので軽く感じます。操作は歴代のモデルの中で中くらい。凡庸です。一眼レフを載せても2キロ以下になります。自分で作ってなんですが、カメラスライダーの部分ができが悪い。これはちょっと作り直したいレベル。
2014-B フルベアリングモデル
重いと嘆いていたモデル。各部を締め直し、足の抜け留めや増締めをしました。各部パイプはただ挿しただけから強く締めて抜け留めのネジを入れて連結を堅くしてあります。全体の剛性を上げてからのテストは今日が初めてです。
使用感は想像以上に滑らか。ベアリングの起動抵抗がユニバーサルジョイントより軽く感じます。映像には2つの差は写りません。ユニバーサルジョイントも悪くないのですが、静止状態から動き始めの瞬間が軽い。動いている途中もベアリングのほうが滑らかに動きます。
現時点での判断
印象だけでいうと、断然フルベアリング。
家の中で短い距離を直進したくらいでは差がでません。
仰角からもどすときや、斜めに振ったときに滑らかなベアリングは有利に働くはずです。軽いカメラの場合はほんとうにユニバーサルジョイントで十分なのですが、家庭用ビデオカメラよりも重いカメラをのせると途端にベアリングのほうが扱いやすく感じると思います。一眼を載せて遊んでみるとベアリングのほうが楽しいです。初めてのフルベアリング機は思った以上に高性能でした。