ビクセンvison単眼鏡

ジャンクコーナーにて発見。謎の単眼鏡。調べてみるとビクセンの製品。

対物が60ミリと、一般の双眼鏡より大型です。そのため、持ち運びが面倒。三脚に取り付ける台座の穴が付いているので、家の中から小鳥を観察するには便利そうです。

私がみたのはズーム式で、接眼部にダイヤルがあり、回すとズームします。カメラのズームと同じ仕組みです。安易にズームレンズを入れると画質が犠牲になります。ふだん鳥でも風景でも観察していてズームが必要になることはまずありませんので、ズームは要らないかも。ズームするとピントが変わるのであまり使い勝手がよいとは言えません。

ピント合わせは対物レンズ側になっていて、いじくり回してようやく理解しました。対物径が大きいのでそれなりに迫力があります。ただ、スポッティングスコープと比べるといろいろ遜色があります。

対物が30ミリくらいのほうが普段もって歩くには楽です。プリズムをジグザグに配置したZ式は正立像を得るには必要な仕組みですが、この単眼鏡が出た当時はともかく、今はコーティングがよいダハプリズムの単眼鏡が手に入るので、ストレートな筒のタイプのほうが使っては楽です。アルテス欲しい。

ビジョン|株式会社ビクセン/Vixen

Vixen 単眼鏡 アルテスモノキュラー HR6x21 11485-6