テスト動画を作りました。
【撮影してみてわかったこと】
装置のできより、カメラマンの歩き方が大問題。
【構造】
フルベアリングですが、ワッシャ使って回転を調節しています。全部フリーにすると揺れすぎ。撮影したものがまったく使えません。風速3メーターくらいでもう風にながれますし。制御には親指を使ったり、ベアリングの受けに利用したパイプの切れ端をのばして回転するパイプに接触させて制御しました。
これなら、樹脂ベアリングや金属ベアリングがなくても、塩ビパイプのキャップにネジを通しただけで十分実用になるでしょう。M6くらいの細ネジなら、回転部分は5センチもあれば十分。上下にキャップかワッシャを噛ませ、どうしても必要なら三方からネジでも立てて動きを制御すれば簡単です。
ジンバルの部分は動けば良い程度です。「なめらかさ」はそれほど要求されず、むしろ歩き方とかカメラの保持の仕方、またアームの構造のほうが重要でしょう。アームは特にアライメントをキッチリして軽量化しないと、歩き出しでぶれます。これが今後の課題です。アーム自体に自重があると振動を拾います。今回はコの字型に組んだため、カメラの前にアームがありその分ぶれています。
【動画撮影に際し】
20テイクほどとりました。最初のうちはフルベアリングを全部自由にしていたのでまったくものにならず。制御して歩き方をすり足に変えてようやく結果が出ました。動画を見ると、やはり歩き方が重要で普通に歩くよりも横歩きの方が今回は安定しました。本体に手を入れるとまた変化するでしょう。