学研都市のレベルファイブ

橋下知事が「悪い子を集める制度をつくるぜ!」と宣言。

問題行動の生徒、「個別指導教室」を設け、“隔離”へ レベル1~5に分類 大阪市教委、来年度の導入目指す(1/3ページ) – MSN産経west

大阪には学研都市があります。

そこで悪い子がいて、レベル1から5までに分類されます。

できあがるのは学研都市のレベルファイブです。

京田辺校地(学研都市キャンパス)|大学紹介|同志社大学

株式会社レベルファイブ

アナタハン (1951年)
悪い子を集めて流し島流し。十五少年漂流記やブルック・シールズの青い珊瑚礁のようにはならず、きっとアナタハン事件みたいになるでしょう。

悪い子を隔離すれば解決?

学校の問題児を1ヶ所に集めると、そこで顔見知りになってワルが2~30人になったら一大勢力でむしろ面倒くさくなると尾木ママの意見もありますけれど、大阪あたりの悪い子は、そんじょそこいらのワルとは質か違いますから早めに隔離しましょう。隔離できる権限が抑止力になるかもしれません。おとなしい子が割りを食ういまの制度はガンジーがタコ殴りされるようなものですから早めの隔離は有効です。

橋下という政治家の言説は全体的に嫌いですが、この案だけは支持したい、ただ、橋下の意見であるが故に根源的になにかを間違えているような一抹の不安も感じます。

粗暴な行為を理由に一般生徒と隔離した生徒は専門家が見る仕組みです。いまこそヤンキー先生の出番です。

誰がワルの面倒をみるのか

ワルの面倒をみることができる人は限られています。たとえばたけし軍団。昔のたけし軍団は来る人拒まずで、軍団で海外旅行をするときに、連れて行けない人がいたそうです。たとえばアメリカですと特定の団体に所属している、または所属したことがあるなら、その人物は入国拒否となります。

教育再生! 戸塚小学校を作ろう
戸塚ヨットスクールの卒業生が沢山いますから、そこに頼むとか。

あとは宗教か、よその国に入国できない団体の人とか。たしかに尾木ママのいうように隔離された側からすると一方的な疎外感ばかりがふえてあぶれもの同士が仲良くなるかもしれません。

悪い子が集まるとどうなるか

鹿島圭介「警察庁長官を撃った男」|Ausgehende
現代のスナイパー、中村泰は愛郷塾に出入りしていたそうです。満鉄エリートの子弟で旧制水戸高校出身。妙なところに繋がっています。

愛郷塾 – Wikipedia
橘孝三郎という人: ものろぎや・そりてえる
地元に住んでいると、地元の変なところがぜんぜん見えてきません。農本主義とアナーキズムという観点から水戸とその周辺の気風をとらえ直すと、ただの大人しい農民町民ではない、茨城県民のめんどくさい姿が透けて見えてきます。

茨城に生まれ育ったものですから、お前が言うなと言われそうですが、長く住んでもどうしてもなじめない苦手な茨城県民の気風があります。単純に権威主義の長いものに巻かれろ感が嫌なのかと思っていましたけれど、茨城の人が「無政府主義者」だと仮定するとろいろい腑に落ちることがあります。たしかに水戸の人はどちらかというと他人の言うことは聴かないし思ったことは曲げないし、融通が利きません。アナーキストの特徴かもしれないですね。

水戸っぽ – Wikipedia

たとえば、あれは笠間赤穂への配置換えの後ですが赤穂四十七士の討ち入りは幕府のお沙汰が気に入らないから自分で復讐を遂げます。その意志を継いだ桜田門外の変は、幕府の決定が気に入らないから政府要人を暗殺しています。天狗党の乱も天皇に直訴するのが目的ですので、こちらも国家転覆に近い。やはり桜田門の意志を引き継いだ戦前の血盟団事件や5・15事件は、政府が気に入らないから要人暗殺してしまえという乱暴な作戦でした。田中角栄が気に入らないと言えば本を書くでしょうし、真実は藪のなかですが、警察がふがいないと思えば長官を狙ってしまうのはもしかすると無政府主義者独特の感覚なのかもしれません。

田中角栄研究―全記録 (上) (講談社文庫)

警察庁長官を撃った男 (新潮文庫)

民主主義が基本的に苦手なのかもしれません。話し合い向けの言語にしては、茨城弁水戸弁は荒っぽいところがあります。

工作好き