フォークの完成

カメラを載せて仰角俯角が微調整できるカメラのジンバルマウントが完成しました。両持ちのフォーク式で強度も十分です。フォークは鉄板を曲げて作りました。所定の位置で直角に曲げることが難しく、金属の曲げ加工では毎回苦労しております。今回は二ミリ厚の鉄です。曲げたいところにポンチでキズをつけて曲がりやすくしたのですが、ポンチは無視して角丸の形で曲がりました。そのほうが強度は高いのですが腑に落ちない結果となりました。アルミのときはポンチで叩いてやるとその部分できれいに曲がるのですが、ヤング率も倍以上違いますから鉄とアルミを同じように扱うことが先ず間違っていました。

細かいことは置いといて、加工を勧めます。ふたつのコノ字の金物ができあがりました。金物をフォークとします。

イメージとしてはこんな感じです。鏡の部分をカメラに置換えたような形状です。

フォーク部分は可動域との兼ね合いで長さを決めます。フォークの腕を短くすると強くなります。強度はあるけれど、カメラレンズの触れる向きの幅が狭くなります。

レンズを鏡台のように、それこそ天頂まで向けられるように作るとフォークは極めて長くなります。現実問題、真上にあるものを撮影することはありませんからめいっぱいの長さは必要ないのかもしれません。しかし、私の工作の始点が天体望遠鏡の土台作りにあるので、天頂部分も制限無くレンズを向けたくなります。

金物を加工して組み合わせたところ、強度は思ったよりも高どまりしました。カメラが天頂も向くように支持側のフォークを長く作しました。できあがってみると、以前つくったコンデジ用の曲げスレッドの上の部分とそっくりです。単純で最軽量を目指すと同じ形になってしまいました。

カメラの位置が現行よりフォークの分だけ上に上がります。カメラの底の部分がおよそ7センチ高くなり、木の板と鉄の板が追加されましたので頭が重くなります。反対側に座金を三枚追加辻褄を合わせました。これで一眼でも仰角俯角の撮影が楽にできるようになりました。

Steadicam Archer2 Rotation
ステディカムですとパイロットにはなくて、アーチャーから付く機能です。カメラをセットしたあとに構図をすこし上げ下げしたいとき、カメラの乗っている板だけを傾ける機能です。これが無いとカメラのほうのバランスを1度わざと前に崩して再調整して撮影することになります。あまり賢い使い方ではないので部品としてつけたい装備です。