エアコンのビニール巻き

エアコンの触媒を通すホースを補修しました。スポンジの断熱材が剥がれた場所に隙間テープの切れ端を貼ります。すこしでも熱が逃げないようにしました。

室外配管の半分は包帯のようなビニールが剥がれています。包帯は良く見ると粘着性のない白くて幅の広いビニールテープです。スポンジの断熱材は紫外線に弱いので、白テープで光り避けをしているのでしょう。

早速ホームセンターに買いに行きます。テープの価格はジュース二本分ほどです。ついでに同じ色の絶縁テープを買います。こちらは粘着性のあるふつうのテープです。同じ業者の製品で並べてみるとまったく同じ色なのは都合がよい。

粘着しないテープは一巻きで10メートルくらいは巻けます。

7メートルほどの距離の配管の半分に保護テープが残っています。残った場所も劣化がなかなかに激しいので全部巻くことにします。

雨が伝って中にしみこまないように、低い位置から巻いていきます。下から巻くと上の巻きが下の巻きの外側になります。配管の外は雨が伝い落ちるとき、重なる部分から中に染みこむことはありません。素人でもすこし考えれば分ることです。

残念なことに我が家のテープは逆に巻いてありした。

そのため少しでもテープが劣化すると内部に水が染みこむ仕様です。大手の家電販売店で買ったエアコンですから、連携するエアコン設置業者の仕業です。夏場のかきいれ時に動員された、ふだんエアコンじゃない要員が取り付けたのかもしれません。そういえば取り付けのために壁にあけた穴の処置も雑で投げやりでした。

ひととおり作業を終えて確認します。同じ色でひとつながりになったホースはきれいです。熱効率は計る方法がありませんけれど直してしまえば懸念はなくなります。安心してクーラーが使えるようになりました。