100年後は更地

銀行がお色直し中。ペンキのニオイ。

駅前の予備校が閉まっていたのでのぞいていたら、背後から不動産屋に声をかけられる事案が発生。テナントを探している人だと思われた。自転車でサンダル履きの人はビルを借りないよ。

駅の南口から千波大橋の下をくぐって岩間街道に繋がる道路が着々と進行中。いよいよ歩道橋の直下をほじくり返していたので半年ほどで繋がるのではないか。正式な工事予定表を見ていませんので勘です。繋ぐ先の立体交差の工事に時間がかかるのですぐに繋ぐとは思いません。

あの場所はかなり地盤がやわらかいので宅地にならず連れ込みホテルだらけです。道路工事が住んだのち、あの建物群はそのままなのでしょうか。学校が近い場合は風俗営業法で出店規制があるはずですが、ホテル業と風営法は別みたいです。土浦も花街の名残でバイパスの両脇がえらいことになっていますから、水戸もやっぱりそうなるのでしょう。

駅の北口から大工町のほうに移動してみると閑散としていました。小売業全体がぱっとしません。人通りが少なくなってしまいました。駅から近い場所にマンションが結構な数建ちました。人口密度は上がっても、他所から購買層が流入してきませんのでお店が減っています。

事務所は移転するのが面倒なのか保険や問屋や営業所はまだまだ残っています。クルマ社会なので銀行や電力会社は出入りの楽な場所に大きめで快適なビルを建てて移転しそうなものですが、通勤のことを考えると今のほうが便利なのかもしれません。

テナントは軒並み潰して駐車場ばかりになってきました。ちょうど水戸の空襲の後のように、そのうち駅前から大工町までビルがなくなって駐車場だらけになって見通しが良くなるかもしれません。私が生きているうちはおそらく更地にはなりませんが100年後は更地になっているかもしれません。