夢から覚めて

パソコンショップをのぞいたら、モニターに二束三文の値札が付いていました。往時は高価だったノートパソコンも、家電リサイクルの手数料プラス1000円くらいに落ち込んでいました。

セレロンでOSがXPかビスタ、オフィス2003付きでも買い手きません。アンドロイド陣営の快進撃の前にキーボード付きのノートパソコンは風前の灯火のようです。

古いパソコンを欲しがる人が居ないのは需要と供給のうち供給量が多すぎるからです。なぜ物のほうがを溢れるのか。

常に進化するパソコンは性能が使うひとの要求を満たしたのちに進化の舵を小型化に切りました。そのため性能もパワーといったこれまでの価値基準から、運びやすさが価値になりました。

パラダイムシフトが起ったのちは15インチほどのモニターを持つノートパソコンがタブレットなどに負けてしまい、中古市場にあふれ出しました。一体日本中で何台のノートとデスクトップが処分されたのでしょう。