趣味のものほど高いもので

人は払った値段分の価値を手に入れます。カメラも安いのを買っているあいだは真剣に写真を撮ろうなんてかんがえないですね。

自転車は五万円くらいに壁があります。競技用は十万円で安く見えます。欧州製のリカンベントが三十万円くらい。正直乗り物の値段が安かろうとスポーツは楽しければ構わないと思います。

高いカメラを買おう

カメラは天井知らず。とある動画をみていたら見慣れないボディ一体型のカメラがありまして、ありゃなんじゃと思って調べたらこれ。
ぼろフォト解決シリーズ27 PENTAX 645Z プロの撮り方
中盤のデジタルカメラ!5000万画素って。値段は安い軽自動車に保険とカーナビを付けたくらいでようやくボディが買えます。たしかにすごい写真ができあがるのですが、カメラの腕なのか性能なのかなんだか分らなくなります。

それなりに高い楽器を買おう

ただ、安いのを買ったら9割方練習しなくなるんですよ。「まあ1万だったしなー」ってほぼなります。
「けいおん!」見て、これから楽器を買う人に一言だけ。 – たまごまごごはん

これは真理。カメラ機材も安いのはいつのまにか使わなくなります。スタビライザーも一番安いので五千円くらいからあります。国内の輸入店が実験した動画が付いていないものは総じて機能の問題で使い物になりません。壱万円台で形は付きますが調整してまで使うかというとやらないことが多いようで、販売数に比例してスタビライザー動画がぬめぬめと比例して増えるはずなのにそうはいきません。

カメラ機材は価格に関係なく高機能を目指すべし

楽器と同様に三万円から六万円くらいだして、練習を厭わない付帯条件付でなんとかものになります。三万円だしても満足いかないものばかりかもしれません。国内は電化が進んでいます。こちらもおそらくそのうち壱万円台の電動三軸制御のジンバル式のスタビライザーがでるでしょう。簡単に使えるところまで果たして届くかどうか。魚眼みたいなレンズを使ったウェアラブルカメラとスマートフォンを載せるのが精一杯でしょう。コンデジを載せると片持ちの制動では怪しくなります。ミラーレスを載せるにはモーターの自重があるので片持ちは辛くなります。一眼は構造上ロール軸を片持ちにせざるを得ませんがそれ以外は両持ち。モーター出力とバランス。フレームを作る素材にカーボンをおごったとしてペンタプリズム付の一眼レフカメラの600グラムのところでもう一つ壁が立ちはだかります。

たぶん電動ジンバルもおんなじ

カメラの軽量化と小型化が進んだとしてもコンデジが乗るジンバルは壱万円で揃うはずはなく、しばらくは弐万円は切らないでしょう。もちろん、ハイエンドスマートフォンとウエアラブルカメラについてはもうすでに数万円でなんとかなる機材がでています。ラジコンヘリのおかげです。問題は一眼を載せるモーター式のほう。モーターの値段など部材の価格は全部想像するばかりですが、直輸入でも五万円は切らないでしょう。機材を手に入れた上でパソコンに繋いで調整のパラメーター設定をするくらいならアナログを買って練習しても似たようなものなのですが、時代の波に乗らないと不安になるのかよほどアナログがお嫌いなのか

こちらもGlidecam かSteadicamあたりが必要で良いカメラを積むならアーム&ベストが必要になります。パイロットのフルセットでだいたい15万円くらいでしょうか。ちょっと高いですね。ベストなしでもボディがプラスチックのカメラならまだなんとかなりますけれど、マグネシウム合金を使っていたりすると腕がぷるぷるして使い物になりません。私はAPS-Cのエントリー一眼をなんとか保持できていますがレンズが重いと破綻します。モニターや照明は論外。総重量が1500くらいになると手で持っていられません。あとは腕を鍛える。

Diy ジブアーム – YouTube
夢の電動ヘッド付ジブアーム。すごい。この方、ステディカムのベスト&アームまでフルスクラッチで自作されています。

TVアニメ『響け!ユーフォニアム』 PV(ロングver.) – YouTube
吹奏楽の話かとおもいきやまさかのジャズ。