3丁目の散弾銃の夕日

佐賀県内の銃砲店で、23万円で3丁目の散弾銃を手に入れるなど浪費を繰り返した。

毎日新聞より。3丁目ってつけるとなんでもほのぼのしてしまいます。

3丁目のSWAT」「3丁目の復讐」「エルム街3丁目の悪夢」とかね。

「エルム街3丁目の悪夢」はほのぼのフレディが出てきます。家族で一緒に見たいお正月映画ナンバーワン。ちなみに青森には通称『エルム街ショッピングセンター』と呼ばれるSCが実在。

ELM エルムの街[TOP]

ちょっとこわい。

佐世保の事件にはあまり触れたくないのですが、マスコミのステレオタイプな報道に駄目だししておきましょう。

容疑者は軍事マニアか…腰にナイフ、ガスマスク準備 : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

発見された時、黒のブーツをはき、兵士用の鉄かぶとをかぶっていた。防弾チョッキの上に迷彩服を着て、「プロテクター」と呼ばれる防護用ベストも身につけていた。犯行時には、散弾銃に照準装置を取り付け、殺傷能力の高い「スラッグ弾」も使ったとみられている。

市街地で迷彩は目立ちすぎ。装備を見ると警察と撃ち合う予定だったのでしょう。長崎県警の高度な捜査技術の前に観念した犯人が自害したので危機を回避できましたが、一歩間違うと平和な街で市民を銃撃戦に巻き込んでいたかもしれません。

さすが長崎県警。わざと泳がせていたんですね!

え、違うの?散弾銃男を追い詰めたというより、朝の五時になっても誰も着てくれないから犯人が寂しくなって死んじゃったの?ウサギは寂しいと死んじゃうの?

マスコミの論調もいつもどおり。

asahi.com:銃にレーザー照準装置 命中精度高まる 長崎乱射事件 – 社会

容疑者が銃を向けた先には赤い光が浮かんでいた。銃を構え、光が照らした先を確認してから発砲しているように見えたという。会員の一人は「アクション映画に登場する兵士のような感じだった。光がこちらに向いてきたので、撃たれると思って逃げた」と話す。

軍マニアだから殺人を起こしたって枠に嵌めたいのは判りますが、これもねえ。お坊ちゃん育ちの記者は知らないと思うんだけど、散弾銃にレーザーサイト照準機をつけるのはマニアじゃないんです。

レーザービームが暗闇で光ると、自分の位置がばれます。

私はここにいるよって。

立てこもった場合、たとえば発炎筒を投げこまれると煙の中に光の筋が浮き出て自分の発砲位置をお知らせする装置にしかなりません。

そもそも散弾銃の弾はパターンが広がっておよその位置に当たるので、精密射撃用のレーザーサイトは不要でしょう。スラッグ弾で射程ギリギリ100mぐらいの距離を狙うと今度は赤い点が見えないのであんまり意味がありません。

以前、新宿歌舞伎町のエロDVDショップを襲った高校生も散弾銃にレーザーサイトをつけていましたが、それと同じ程度の「軍マニア」であって、「軍マニア」というよりどちらかといえば「中2病」をしくじったというべきでしょう。

容疑者は中2病か 

こちらのほうがすわりが良いとおもいます。

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