寒くなると事故は増える

自転車に限らず、気温が低下すると交通事故が発生しやすくなります。

気温が下がればタイヤに使っているゴムが硬化し、道路のグリップが悪くなります。次いで人間の反応速度が低下します。

まして、お酒を飲んだらアウトですね。
asahi.com:自転車のブレーキレバー、目に刺さり死亡 東京・江戸川 – 社会

自転車で自転車を引いて走っていたそうです。両方折りたたみ自転車だったのが失敗の一因だったのでは。これが仮に片方ママチャリなら、リアキャリアに縛り付けられたかもしれません。安価な折りたたみは荷物が載りませんから、一台担ぐわけにも行かなかったのでしょう。

車種が何か特定できませんが、安い自転車ほど安いブレーキバーを使います。安くなるほど細く直線的になりますから刺さりやすいのかもしれません。幼児用や夫人用はブレーキバーの末端をまげて丸くしていることが多く、力が直線で掛からないようになっています。PL法なのかSGマーク準拠なのか知りませんが安全対策になっているのでしょう。

たまに原付に押してもらって50km/hくらいで走ってる高校生を見かけます。制動装置はママチャリのそれなので、何かあったら一発でアウト。乗ってる本人達は速度に身を任せて全員が笑顔ですが、とまらない事実は若さゆえ無視してるようです。

高校生の転落死 携帯電話操作中か

甲府市中町の市道脇の用水路で県立高校の男子生徒(18)が死亡していた事故で、男子生徒が自転車を運転中に携帯電話を操作し、誤って用水路に転落した可能性があることが、十七日までの南甲府署の調べで分かった。

テレビを見ながら車を運転してる人がいますが、もし事故が起きたとき私ならそれを販売したカー用品店ごと訴えますね。自動車の場合はチューナーの取り付け工事をしていますから、共犯として訴えればいいとおもいまーす。

この場合も携帯電話を販売した販売店を特定して、次にメーカー。あとついでにキャリアにも噛み付いてみたらいいとおもいまーす。

「移動中に携帯電話を操作できないようにする感知装置」なんて作ろうと思えばすぐ作れるし安価なはずなんですがね。