粉塵爆発

台湾の粉蒔くイベントで粉じん爆発。粉じん爆発に詳しい人が身近にいたので聞いてみたら、濃度が14パーセントを超えると吹き飛ぶのだそうです。粉の種類にもよりますが、炭の粉も穀類の粉も熱価は同じくらいですから、だいたい一割から二割重量パーセント濃度で混ぜるとあんなふうになるのです。

台湾の事故で使われたのはコーンスターチ。トウモロコシの粉です。食紅を使えば、人体に無害な色つき粉末ができます。ただ、先にあるように濃度が一定以上になり、タバコを吸っていたりステージを照らす強力なライトに触れれは爆発するのですね。粉を山にもって直接コンプレッサーで吹き付けてイベントを盛り上げていました。

イベントで流れていた音がひどくつまらない音で、あれを聞きながら粉を掛けられて喜ぶのも、端から見れば奇祭です。

炎に巻かれる人がYoutubeのテロップ付で流れていました。関東大震災のときの浅草の被服廠や、東京大空襲のときもあんな感じだったのですね。防空頭巾は役に立たないし、そりゃ、隅田川に飛び込む気持ちが分りました。

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ルパンで粉塵爆発をネタにした回。キョクイチ東京ムービー時代の1本。テレビシリーズ全体に期待してないので、そんなにひどいと思いませんけど評価が低いです。

コレじゃなくて、なんかものすごいひどいのが2000年代に一作あります。タイトルが思い出せない。

「天使の策略」だ。
ルパン三世 – アンサイクロペディア

アマゾンのレビューは、ひどい評価を読むのが面白い。
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野沢那智+山田康雄吹替え版。ブルーレイらしからぬ画質でひどいって(笑)