友達のスーパーマリオのプレーを見るのはつまらない

ブラシレスジンバル、カメラスタビライザー | Maker Faire Tokyo 2015 | Make: Japan
展示物ができあがっているので、直前の作業がなくて拍子抜けしてます。

ベルキンのUSB延長ケーブルと、いくつかの部品でタブレットをモニター代わりにします。スタビライザー側にはワイドコンバージョンレンズを付けたウェブカムを乗せて、リアルタイムの映像を、目の高さに置いたタブレットの画面で確認する仕組みです。

無線で飛ばせば簡単な仕組みですが、手元のカメラや部品を有効に使うと有線になりました。タブレットの台も作ったし、名刺は去年いただいたものがまるまる残っています。去年はパーツリストと下手なイラストをばらまいたのですが、まあ今年はなくていいや。頒布はなし。

余裕次いでに、どうやったら面白くなるか考えています。私はうまくいく方法を考えるときはまず真逆を考える癖があります。つまらないのは何かなと想像してみましょう。

友達の家に遊びに行ったときに興味のない無編集のファミリービデオを見せられたらうんざりします。わざわざ目の前に人が居るのにマリオをやろうといって、出してきたのがスーパーマリオだったときのあのつまらなさを思い出しました。

ひとりプレイなのです。ふるいマリオは二人プレイで遊べるのでファミコン版は偉かった。

見せ方

私が機材を持って、こうなりますよっていう展示もひとつのやり方ではありますが、ここはひとつお客さんに頑張ってもらってどんどん機材を触ってもらう方向に降ってみようと思います。

私が出来ることを見せてもそれは友達のスーパーマリオのプレイをみているようなものであんまりおもしろくない。もしあのとき、スーパーマリオをやらせてもらえたら、もうちょっと楽しかったかもしれない。ただ、ファミコン版のマリオと違って作法が増えたスーパーマリオは初心者には優しくなかった。

やることはひとつ。体験ですね。

この考えにいたる前は、お客さんを撮影したら面白かろうと考えていました。客弄りは芸人としてはあんまりよくなくて、先代の三平師匠のように才能がないと難しい。

去年よりも場所がちょっとだけ広いらしいのですが、グリッドロックといって縦横の人が詰め込まれて移動が出来なくなる状態がある時間帯に続きました。ああなってしまうと動かす展示は難しくなります。

あとは現場で考えましょう。いちおう、どっちになっても大丈夫なように準備だけはしていきます。