広島のメイドカフェ火災

葬式にはメイドはにあわない。本人が死んじゃうと見られないわけで、人間命は大切。広島のメイドカフェ火災は、通常のカフェにしては怪しいお店。もともとスナックとか入っていた雑居ビルなのか置屋風。

広島城に近く、原爆の被害を受けたのち終戦直後に建てられた築70年と年代物の建物。外観は防火壁を使って防火対策はしていたけれど、建築基準法以前に建てたものでバラックの時代でしょう。2階建てに建て増しして3階建てを建てた。

この手の雑居ビルは営業を止めてまで立て直すことはなく、設備が痛むまで使い続ける傾向にあります。立地にも寄りますが、立て直す予算が手に入るほど儲からなければそのまま使うわけで、家賃の安いビルを探していたカフェ経営者と建物の持ち主の利害が一致してそこがメイドカフェになったではないかと推測しています。

それでも商業ビルですから外観を良くするために難燃性の外壁材を追加。写真で見る限り内装もきれい。内壁に貼った壁紙も最近のものなら難燃性の塩化ビニールだと思うのですが、中の材木が古いだろうし断熱材も入ってないでしょうから火が付いてしまうと止らないわけです。