世論調査は嘘をつく

サルの脳の信号でロボットが歩行 日米チームが成功 パワースーツに応用も (2/2ページ) – MSN産経ニュース
脳波計の性能が良くなって、動物に負担のかからない実験になった模様。5年前なら絶対脳を開いて電極刺してるね。みたもんそーゆーの。

asahi.com:中日・落合監督、「日本一ガンダム」にご満悦 – スポーツ
「組長がはまったガンダム」ならぬ、「監督がはまったガンダム」。
BA‐BAHその他

ナスダックとNYダウの株価速報
明け方このサイトを見ていたら延々とダウが下がってて怖かった。
下落曲線を見ていたら蔵王のスキー場に行きたくなりました。
ちなみに上のサイトはリアルタイム表示のため、NYの市場が開いてないと表示されません。

滑りやすそうな下り坂を見ながらふと考えました。いざなぎ景気を超える好景気に沸いているはずなに。シティバンクなんて日本に関係がないのに日経平均が下がるのって不思議ですね。

2台めF田に政権が変わって日経平均が14kを下回りました。オヤジのF田政権のほうがまだましだったのかもしれません。

新聞の世論調査では支持率が上がったと言っています。新聞の世論調査は、USの大統領選挙と同じで「アンケートに答える層」と「応えない層」がいるため、有権者の正確な意見が汲み取れないのではないでしょう。

たとえばUSの大統領予備選の場合、貧乏な白人はオバマに投票しないそうです。そしてアンケートにも答えない。アンケートに答えてかつオバマに票を入れるのは、リベラルでお金持ちの白人と黒人ばかり。

下馬評ではオバマ優勢と出るけれど実際にはそうはならなかった。

日本の無作為抽出で行う電話の世論調査も同じで、調査結果が現実を反映しません。朝一でその日の派遣先に出向く人にはアンケートが出来ません。

一方、暇を持て余した定年退職後の元サラリーマンは昼間暇なのでアンケートに答えやすくなります。調査会社の末端だってソッチを相手にしたほうが仕事は速く終わります。結果、社会で働いている人よりも働いていなくて家でぶらぶらして小銭のある人の意見が世論調査の結果に反映されます。

その結果を見て、若くて忙しい人は政治に関心がなくなります。結果がこの体たらくなのですが、まあ、ゆとりの時代だからそれでヨシとしましょう(笑)。

アンケートの数字と実質のズレを考慮に入れて数字を読まないと見えるものも見えなくなります。安倍政権のブレーンが「空気が読めない」といわれたのはこの辺りにあるのではないでしょうか。「空気」云々よりも、社会学でつかうふつうの調査手法が判っていれば、そのへんの学生でも間違えないはずなのですが、あいつら何してたんでしょう。いまだにあの政権交代は謎であります。