ストライダは三角自転車

お店にストライダが置いてあって試しにまたがってみたら、サドルが高くてまたげなかった。

設定が悪いのであって、私の脚の長さに問題はないはず、そのはず。

値段もこなれてきて、電車に乗ってどこかにいくには最高の折り畳み自転車です。輪行は電車に乗せるところまでが大変です。その点、三角構造で部品が繋がったまま小さくできるストライダは部品の紛失の心配も、ホイルを外して別の袋に入れるなんて手間もありません。

車輪が16インチでサスペンションがありませんので3段ギアの別モデルもありますが、なくても良いでしょう。

折り畳み自転車を作るときに、最も重量が掛かり動作部品のついた後輪とペダルの根本(BB-ボトムブラケット)は位置関係を固定するのが原則です。一本のパイプの上に駆動に関わる部品を乗せてたことで、この三角形が実現しています。

3段ギアも魅力的ですが16インチですからどの程度効果があるのやら。おそらく10キロも走れば充分でしょうから軽量化を考え変則無しで充分でしょう。それ以上きちんと走りたいなら違う構造のモデルが沢山あります。荷物を積む場所がないことと、取っつきにくい形で損しています。現行品は連結部に金属部品しっかりつかってあって、初期モデルの安っぽさが無くなっています。車に積んで漁港を散歩する、知らない町を散策するための道具として1台欲しいところ。