無意識は抵抗する

なにを正解とするか。理屈で決めるべきか、カンで決めるべきか。

なるべく遅刻はしないようにしているのだけれど、高校が嫌いで行くのが苦痛でした。たぶん最初に上り坂があるから。いま考えると朝ご飯を食べないとか、なにか対策があったはずなのに出来なかった。いまならぜったい朝ご飯を抜いて、現地でおにぎりをひとつ食べるのに。

そもそも論としてあの高校には行かずに、もっとこう幸せそうな共学に行けば良かったと思う今日この頃。みなさま、青春の思い出をお持ちですか?私はUFOにさらわれたのかあのころの記憶がありません。

私の通った高校は、世間ではいちおう進学校らしいのですが、首都圏の偏差値にまぜるとなんの特徴もない普通高校となります。現役進学率は40パーセントを切るわりに進学率は高く、だれがいったか「4年制の高校」、そのため、いちおう大学生にはなる。なって楽しいことが増えてしまうと、うすぼんやりした高校の思い出は霧散してしまうのです。わたしは多分UFOだけど。

話をもどしますと、本当に欲しい物は買えばよい。心の底から欲しいものは買うべし。

ただし、買うときに心の声を聞きます。無意識が抵抗して買う踏ん切りがつかないときは、なにかしら買わない理由があるはず。買わない理由を点検すると、きっと無駄金を使わずに済むのです。

無意識部分まで納得していると、きれいにことが運びます。

無意識の声がダメとささやくとくは、たとえば私の趣味工作のなら、作業にはいれません。作りたくなくなります。いやいや作ってもモノにならないことを無意識は知っていて抵抗するのです。

テストの前日に机の周りを掃除したくなるのも、本の整理中に読んでしまって片付けにならないのも、無意識が嫌がっているのです。

だから、いやなものはなるべくやらない。