折れたネジの直し方

悪いニュースと良いニュースがあります

JAL乗務員、胸に都道府県バッジ「機内で話しかけて」:朝日新聞デジタル
飛行機には乗らないしなるべくなら日本航空以外に乗る予定なので、バッヂも見ることはないけれど、ニュースは攪乱。

悪いニュースの前に情報をだすと、単純に悪い報せが拡散しない。ニュースを検索すると、バッジと整備不良が半分ずつとなり、悪い方が薄まる仕組です。

日本貨物航空 ボルト壊れたまま7か月運航|日テレNEWS24

V-22 Osprey Chaff/Flare Test – YouTube
オスプレイがばらまいているのが、熱線感知対策の攪乱フレア。チャフは電波攪乱の銀紙。オスプレイは低速で低空を飛ぶので、個人用の携帯地対空ミサイルで撃ち落とされがち。熱線誘導、電波、無線誘導などいろいろいな方式があります。

日テレの画像を見ると、ダクトかなにかの四つ角を止めるボルトをネジ切ったようにみえます。そのうち国土交通省のサイトに資料が公開されるかもしれません。

ボルトをネジ切って頭を落してしまうのは、よくあることです。私もときどきしくじっています。ネジが回らなくなること自体避けるべきで、組み付け前に薄くグリスを塗っておくか、外すときに油を差すか。

航空機の場合振動で緩む前提でネジ締めをしてるでしょうから安直に油をつかえません。日本航空のイヤなところは、こういうヤミ改修が通ってしまうことで、隠蔽する作業体制があるのが問題であります。

メーターの付いたトルクレンチではなく、スパナで回したのでは?レンチでネジ切るのって大変よ。スパナなら良くあります(あるのか?)

航空輸送の増加

私はよく郵便局から小包を送っています。国内の短距離貨物が航空便であること、忙しいことは存じておりますが、隠し方が組織ぐるみなのが問題。

頭の折れたボルトと直すのがむずかしく、断面に溝を掘ってマイナスドライバーで回すしかありません。反対側にネジの足がでていればボルトを噛まして回せるかもしれません。たぶん改修が3-4回かかっているので、外すのに相当苦労しています。

折れたネジの外し方

最悪、ネジ穴を大きくしてでもドリルで切削してネジを切直しひとまわり大きなボルトで留めなおす方法もありますが、家のポンコツ車ならともかく航空機では無理な直し方です。

日テレの不鮮明な映像をみるとマイナスドライバーの溝が切ってあるように見えました。六角のトルクレンチでないとネジ切ることはできませんので、レンチの使い方をしくじったか未熟な新人の作業をみんなで庇ったの図でしょうか。