酒税は払ぬ本を買うぞ

天才と精神障害との間には関係がある | スラド サイエンス
この夏以降に買った本は、前科持ちかアル中。「ガロ」関連のマンガ家は面白く、面白いものを作る人は何を考えているのか知りたくなりインタビューなど取り寄せて読んでます。10代後半にマンガなり小説を作ろうと考えて、実際に作りきった時点で行動力が常人とは異なります。

前科はともかくアルコールの力を借りるのは、やはり脳みそのどこかに創造の神様が宿っていて、神様を呼び出すために酒が必要になるのかもしれません。

私は映像を撮ります。どうやったら面白くなるか漠然と考えています。方法論をあまり勉強しすぎても使えるとは限らないし、そのあたりはやんわりと実地で試しているところです。

アルコールの力を借りると、なにか見えるのかもしれませんけれど、それはなんだか違うように思います。薬の力で作った音楽が美しくなるのならば魂を売る人もいるのでしょうが、私がいま見えてきた答えは別にアルコールの力など借りなくても手がとどくはずです。

自力で手が届くとおもう根拠はどこにあるのでしょう。イイと思う映像を作るための答えは私の中にありますので、その答えに近づくには方法論を確立して実行に移すだけとなります。答えにたどり着くかどうかは外側の環境の変化や被写体の種類ではなく、私の撮り方次第なのです。

あまり内向してゆくと、つぎは私がアルコールにおぼれかねません。しかし家にまともにお酒が無いし外でも飲まないし。酒税を払うくらいなら欲しい本を取り寄せることに使いたい。