「談合坂48」という架空のアイドルグループのファンではなく、演出側で参加することを空想して楽しむ年末。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。暇すぎると脳みそは自動で無駄なことを考えはじめます。
アイドルはやはり、ラジオからファンを増やすので、まずラジオ番組の設定から「談合坂48の談合ちゃんねる」のジングルを考えました。私はその構成作家なので、オープニングジングルから、今日来ているメンバーの紹介のところまで会話のタイミングまで全部ノートに書き出すことが出来ます。ちなみに月曜から金曜までの、深夜10分の帯番組で、ナイターの季節は時間調整に使われてほとんど放送がありません。
私自信が演じられると簡単なのですが、私の芝居は古いので、いまのアイドルのハタチ前のしゃべりは無理。
ラジオは「よい談合、悪い談合、ふつうの談合」という、各都道府県の土木担当車から届く競争入札におけるさまざまな談合を面白おかしく書いてくるコーナー。4回目でハガキ職人が不正競争入札の咎で捕まるけれど、コーナーは終わりません。
ちなみに総選挙もあります。ただ、談合坂の総選挙は始まる前から誰がセンターになるのか予め決っています。
劇場を建設する会社は、インド系の建築家で決っていたのですが、横やりが入ります。劇場正門に飾るエンブレムのデザインもコンペで決めたのですが、イマイチだったのでやり直しになります。
談合坂48をプロデュースする人は、国交省を中心とした天下りで、メンバーの意見は書類を通すのが大変。
最初のうちは防衛庁の防衛装備品を選んでた文官が衣装を調達していたのですが、デザインがダサイということで担当が変ります。
デビュー曲は「談合だって悪くない?!」なのですが、歌詞の内容が直接的すぎて没になりました。
ちなみにレコード大賞はデビューの年に取れるのですが、次の年にレコ大自体が消滅します。
メンバーの家の前の道路がやたら道幅が広くなります。
政治家の子弟が多数メンバーになります。人気投票では彼女たちの支持母体がCDを買い支えます。
ちなみにリーダーの得意技は透視能力。市の担当者が設定する入札金額を下一桁まで透視できます。