設計に制約が出てきた

左は入れ子 右は片持ち
左は入れ子 右は片持ち

2種類の自作ジンバルを描いてみました。

相変わらず進展がない自作ジンバルの作例です。

金属加工を避けています。材木の強度に余裕がないので箱組みが基本となります。材木に彫り込んだホルダに納める設計では軸受けにかかる重量を高くできませんのでこのあたりが限界です。つくるのはそう難しくないでしょう。

【試案2例】
写真左の箱組み入れ子の作り方は一見簡単です。ただ軸の固定や保持で全体が大袈裟になってしまいます。

写真右は、箱組みした材木の中で片方の軸を環から外しています。材木で作る限り、私の想像力ではここが限界でした。

【ホルダ別体にしようそうしよう】
どちらかの方法で作っても良いのですが、もう一つは5ミリ厚のアルミのを使って作る方法を考えています。アルミ厚板でベアリングのホルダを作り、材木にホルダをネジ留めすれば強度は向上するので設計に制限がなくなるはず。

問題は5ミリなんて厚板が売ってるかどうかで。
アルミ板 フラットバー 厚5mm 幅100mm×長100mm A6063
さすが秘密基地。6000番台だとアルミサッシの硬度で、5ミリもあると加工が大変か。

3ミリ厚で押さえの板を彫り込んで使うとか。ベアリングと同型の14ミリって言うドリルを買ってきて穴を開けてしまえばいいのか。うむ。

今後の展開

何だかんだ言って作るのが面倒くさくなって参りました。金属加工の出来る人に旋盤でさくっと削ってもらいたい気分。

でも、そんなことを始めると普通にグライドカムが買えたりする。なんにせよ日本で作る限り人件費が高いよ。技術料と考えると安いんだけど。

海外の作例と使用方法

pinoyvideomaker.com :: View topic – Mini Glidecam (Now with pic)
完成したら私も壁に寄りかかって写真を撮ろうと思うよ。
金属加工を多用したアジアの作例。
カメラを載せるスライド雲台は金属の箱組み。
鉄とステンレスを多用して強度はバッチリ。

日本人がエセフランス人のように工業製品を格好良く作ろうとうだうだしているうちに、ちょっとずつアジアの情熱に「負け」始めているのは具体的にこういうこと。本当に欲しい物があるなら鉄のかたまりから削り出す。それが出来なくなりつつある今、加工貿易もここまでなのかなと思う2010年の冬なのです。

Photojournalist Danfung Dennis: How I cover the Afghanistan war with the 5DmkII « DSLR News Shooter
海外での使用例。グライドカムを持ってアフガニスタンの戦場に行くの図。

リアル線上では絶対真似したくないわ。写真を見ると、使い方は2種類。1つはスリングでグライドカムの把手吊って使用。もう一つはフォアアームを使っての固定。

伏せたり避けたり走ったりするからスリングだけのほうが実用的なのでしょう。
親近感がわくのは何故(笑)再来週くらいに真似するかも。

リンク先最下部にある25分ほどのドキュメンタリー。内容はアフガニスタンのタリバン掃討作戦に従軍したときの映像でしょう。

2分すぎに迫撃砲だかRPGの至近弾を食らってホコリが舞う中、新兵が立ち上がって応射しています。すぐに現場指揮官の軍曹に「止めろ!」と怒られてます。新兵が良くやるミスで、狙撃とか射程外からの攻撃には応射してはいけません。向こうは絶対に打ち返してこないから。高校のころどこかで習った・・・あれ?だれに(笑)

まあ、あの感じではゲリラ掃討なんて無理だからベトナムの泥沼を悪化させているだけに見えます。

「聖戦のつもりか」、聖書の1節を記したライフルスコープが米軍で使われ物議を醸す – GIGAZINE
十字軍のつもりで居る限り、反共の戦争よりこじれるわね。

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