ピョンチャン五輪のカメラ2台体制について

オリンピックに食傷気味かもしれません。中継カメラにちょいちょい写りこむステディカム。韓国地元カメラだけではまかないきれず、多国籍の応援カメラマンが撮影しています。カーリングなんて固定で取ればいいのにちゃんとステディカム使いが居ました。ちなみにステディカムを使う人を「オペレーター」とか、「パイロット」などと呼ぶみたい。

オペレーターの横にふつうの肩担ぎカメラも居ます。生中継で良い絵が取れる方を採用するため2台体制なのです。

ステディカムは移動しながら全体を写すのに優れています。表彰台の選手を広角で回り込み、印象的な立体感ある動画となります。ステディカムの欠点は、正確なピント合わせが難しいことと、狭い画角で使居にくい2点。その欠点を補うために肩担ぎカメラがいます。肩担ぎならズームし放題。画角をカンタンに決められます。

お互いの欠点を補いつつ撮影してます。今回は思ったよりも固定の絵が多く、ステディカム自体の映像はなかなか見かけません。