生きてナナフシ

朝ラジオ中継に遭遇。大型マイクを持って、クリップボードか液晶パッドを抱えるレポーターがひとり。ネット回線に繋いでいるのか、単独で軽装でした。

もしかしたらどこにも中継されていてない心の叫びを伝えるアートか、通じる相手がないのにやってるその手の人かもと思いました。不安になったので地元ラジオを付けたら丁度場所の説明をしてて良かった中継だ。

それが家から出るとき。帰りは駐車場でナナフシを発見。だれかのクルマに乗って落ちたみたい。あいにく炎天下の駐車場だったので路面の、熱でやられて動かず。昆虫は熱に弱いのです。

生きていたらどこか木にでも運んだけれど、遺骸ですからそのまま。だれもあまりに擬態が上手くて誰もナナフシとは思わないだろうし捕食するスズメの目にもちぎれた木の枝にしか見えないからしばらくそのままになるでしょう。私がスズメだったらナナフシはまずそうだから食べない。