正月映画

正月はくたびれてて、なにするわけでもなく家でゴロゴロしていたら年が明けてて。

ほんとうになにをしていたのか記憶がございません。

読もうと思っていた本は読まず、親戚の子供とちょっと遊んでくたびれたのはなんとなく覚えてます。年末だったのか年始だったのか実家で半分寝ながら映画を観てて、「真昼の決闘」は面白い。

「シェーン」は今見るとどうにも説教臭くて、あれはたぶん劇場公開のときに見ていれば、時代のリズムと合致してて楽しめるのだと思います。私が最後に吹き替え版で見たとき子供の声が田中真弓で、もうクリリン。

「真昼の決闘」「シェーン」の順でなくて単独でみてたらちゃんと見たかもしれませんけど、2本は辛い。

その裏で「ストリートオブファイヤー」。ウォルター・ヒル監督の全編ロックが鳴り響くアクション映画。掠われた歌姫を喧嘩っばやい兵隊帰りが元恋人が助けに行く話。ウォルターヒル大好きですが、どうにもこの主人公に感情移入できませんで、いままで見たこと無いし割と早めに挫折しました。

年末に流れていた「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」は最高。字幕でしたけど、ときどき出てくる西部劇ネタが良かった。画面の作り方も展開の仕方も感心するばかり。

同じように良くできてるなと思う日本映画は「寅さん」です。ただ寅さんをみているとなんだか息苦しくなってきて、バック・トゥ・ザ・フューチャー3 の爽快感がありません。オトナになったら寅さんも見られますけど、いま見なくても良いなあと思っています。たぶんその差は作り手のノリ。