マニュアルモードで撮る

光量をisoで加減してました。カメラのペンタ部にあんちょこを貼って曇ったらisoを800にしたり。isoを弄り回す撮影方法は、できあがりの写真が安定しませんでした。フィルム時代はisoは固定ですから、感度側でいじるより絞りを最適化したほうがきれいな写真が取れます。

写真はほぼデジタルで始めたので、そのあたりの神髄が理解できてませんでした。

最近出た雑誌であるとか連載をまとめたたぐいの本ではあまり言及されません。

参考書がなくて手にいれた古いカメラ雑誌の連載をまとめた本をみたり、フィルム時代から写真をとっている上の世代のプロの撮影方法をみて絞りを使うことが理解できました。

理解の直接のきっかけは今年のはじめ。F3.5のオールドレンズで撮った写真が、現代のF1.4のレンズより、写真の階調がきれいで、なぜ?と思ったことが端緒でした。

「絞り」が大切なのです。ただ、現象としてみたことが、理屈として理解できるまでには時間がかかりました。

たまたまコロナ自粛で撮影より考える時間が増え「階調」も「青い空」も絞れば手に入ると、やっとこさ理解したのです。

ついでに、カメラ内蔵の測光計で光を調整すると、カメラの解釈が変化して出来上がる写真の明るさが一定にならないというのも、やっと理解できました。

今後は以下三点を実行します。

  • カメラはいままで避けてきたマニュアルで撮影します。
  • 次に、明るさの見当をつけて、絞りとシャッター速度の基準点を決めて撮影を始めます。
  • 撮影後はモニターでRBGのヒストグラムを確認します。

政治家の公約見たいですが、がんばります。試しにスマートフォンでISOを一定にしつつ、シャッター速度で調整して練習してます。絞りはないから、体感としては超広角のF8とかF11あたりの写ルンですのようなレンズと思ってます。F値はいじれませんが、まず一歩から。