日立の城下町に住んでます。地元はひたちせいさくしょとは呼ばずに日製といいます。
昨年でしたか、電動ドリルでおなじみの日立工機がハイコーキになりました。ぜんぜんなじみなし。涸沼の北岸中央部に保養所があって、何十年か前に一回だけ動いているのを見たきりです。そのあと敷地が封鎖されて、なにか工事をしてましたがサイクリングで近づかなくなって以降どうなったのでしょうか。確かめるためにサイクリングをするほど暇じゃないけど気になります。
日立市の海岸工場群は一部三菱の傘下に入りました。亀の甲羅みたいな丸いのからスリーダイヤに看板を挿げ替えているそうです。
日立建機は稼ぎ頭かと思っていたのですが、他所の資本が入るそうで残念。社名はハイケンキーとか微妙なものになったら嫌。ショベルカーとか建設機械を作っている会社です。長野の系列会社の社長が地雷除去機を個人的に作っていたことで、すこし知られています。会社本体ではその反対の機械も作っていました。
経済と経営はよくわかりませんが、あのグループ会社はどこかが落ち目になると好調なグループ会社とくっつけて帳簿上プラマイゼロみたいな組織をつくります。儲かっているほうからすると面白くないし、吸収合併されたほうも微妙に異業種だったりするので合併の効果があるのかどうか。
建機はずっと昔から独立した建機の会社だったと思います。なにがあったのでしょうね。
常陸那珂湊の工場は見学で入りました。隣にコマツの工場があって張り合ってます。
夜中の国道をみていると、大型機械の部分がのったトレーラーに遭遇します。見学した時塗装のラインがここにはないとおっしゃっていたので、塗るためにわざわざ船積みできる港そばの工場から内陸のどこかに陸送してるのかー、大変だなあと思いました。
頻度はわかりませんが、労災なり怪我定期的にでるとか。工場ですから致し方ないとしても、働いている人にすれば明日は我が身。自分の身に降りかかるとなると何とも言えない気持ちになります。
汚れ仕事で重いものを扱うから人が集まらないんだと教えてくれた人は、いつのまにか中の人をやめてしまいました。