空白サイクリング

いまの仕事になってから、自転車に乗ることが減ってしまい、那珂川右岸を北上。どこまでいけるかな。

道路は各所工事中。那珂川は一級河川ですが、茨城県も城里町くらいになると堤防の道路は未整備が多く、堤防から堤防への接続で疲れてしまいます。

「道の駅かつら」で昼食。野菜天ぷらそばが美味しい。新玉ねぎといんげん豆が美味しい。重いから新玉ねぎを買わず、いんげんを買いました。そのあと野口の橋から川辺に降りて休憩しようと思いましたけれど、橋から見ると昨日の雨で増水した川に恐怖を感じます。

どこから来たのか親子が川辺で楽しそうに遊んでいます。私には見えないライフジャケットと、父親の優れた泳力に担保された命。

行きは追い風。帰路も追い風。農作業の人に「その自転車は楽か?」と問われたので「ぜんぜん楽じゃない」と答えておきました。首が疲れます。右膝が痛くなります。現世の罪を苦痛で償うためにのっているのです。

仕事も、罪ほろぼしだと思っています。苦痛なのかもしれません。苦痛で、そのうえ週末に自転車にのると苦痛ですから楽しくなくて、この数年乗らず。カメラ趣味をはじめて時間がなかったとか、ウォーキングをはじめて車輪と縁遠かったこともあります。あとは近場は行き尽くしたので飽きたのも、自転車に乗らない理由のひとつです。

折りたたみを手に入れて遠い場所を走ってみたいなと思う2021年の夏。日焼けした腕がヒリヒリして、帰宅後疲れ果てましたけど、夏のあいだ少し乗りましょう。