頭に電球が灯る

一年前に読んだ本の内容と、昨日読んだ本の内容と、パソコンに入れていたPDFの内容がどれも同じことと、夕方急に理解できました。

頭に電球が点く感じ。

電流が走ったという表現がありますが、まさにそれ。

文章と無意識が繋がっているという話なのですが、概念として分かっていただけで実感がありませんでした。

去年無理して読んだ戦中派の作家のAの本に書いてありました。その本で、その事がよくわからず。

その作家の同人仲間のBの本にもその内容は書いてありました。まだ理解できない。

そして亡くなってしまった友達の追悼本に寄せた作家Cの文章を頼りに新たに読んだ作者Dの本がまあまあ面白かった。

Dのライバルの作家Fの特集雑誌を読んで、ああ面白い、なにが面白いのかわからないけどなんだろう?と思ってて。

それが一本の線で繋がりました。私が鈍感で読み取れなかっただけで、言ってることは壮大な「小説の書き方」のようなことでした。べつに書かないけど。

写真を撮影してて、どうしてこう撮ったのかなあと思う写真が残っています。そのとき私はその風景を意識して見て良いと思って撮影したのか、はたまた無意識が反応してシャッターを押したのかは、実はよくわかりません。

撮影したときの記憶って全然なくて。思い出せない。

私の意識なり無意識が撮影しているので、それは私の写真ではありますが、そのときどうしてそこをよく思って撮影したのかは、理路整然と説明ができず、ただ写真が残っているだけであります。

その写真は私の、故意、意図、意識のうち、どこがどんなバランスで反応した結果なのか。

私が去年から今年にかけて読んだ本に、その答えというか考え方が書いてあり、なぜか今日の夕方急に内容が見えました。理解したわけではなくて、なにが書いてあるのかが急に理解できて、変な感じです。

ぜんぜん賢くなった気がしない。